第79回 桜花賞 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
桜花賞を丸裸にしてみよう！

昨年は２番人気アーモンドアイが差し切り勝ち。２着には１番人気ラッキーライラック、３着には３番人気リリーノーブルが入り、堅い決着となった。

１）順当か波乱か、両極端の結果に

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.2.1.4】。2014年ハープスターら３勝をあげ、連対率50％・複勝率60％。２番人気馬は【3.4.0.3】で昨年のアーモンドアイら３勝。連対率・複勝率70％でトップだ。以下、３・５・７・８番人気馬が１勝ずつ。２着馬は７番人気以内におさまっているものの、３着馬は14番人気まで幅広く分布している。

昨年は３着までを上位３番人気以内の馬が占めて堅い決着となったが、一昨年は８番人気レーヌミノルが勝利して馬連万馬券の波乱となった。順当か波乱か、両極端の結果となっている一戦だ。

２）キャリア３・４戦の馬が好成績

出走馬のキャリア別成績は、４戦の馬が【4.3.5.28】。14年ハープスターら最多の４勝をあげ、複勝率30.0％と高い。また、３戦の馬は【3.3.1.15】で昨年のアーモンドアイら３勝、連対率27.3％・複勝率31.8％でトップだ。これら３・４戦の馬が好成績をあげている。２戦の馬は【0.1.0.3】で、09年レッドディザイアが２着に入っている。

出走数が最も多い５戦の馬は【2.1.1.38】で15年レッツゴードンキら２勝も複勝率9.5％、６戦の馬は【1.2.3.33】で一昨年のレーヌミノルが勝利するも同15.4％。連対率・複勝率ともに３・４戦の馬に大きく水を開けられている。なお、７戦以上の馬は【0.0.0.31】で３着以内馬が出ていない。

３）チューリップ賞組はオープン勝ちorマイル重賞連対実績に注目

前走レース別成績は、チューリップ賞組が【7.5.7.26】。16年ジュエラーら過半数の７勝をあげており、連対率26.7％・複勝率42.2％と高い。昨年は２・３着が該当しており、11年を除いて毎年１頭は３着以内に入っている。

チューリップ賞組は前走人気と過去のオープン勝ちor芝マイル重賞における連対実績に注目。前走チューリップ賞で２番人気以内だった馬は【6.5.2.3】で、この組の連対馬12頭中11頭を占めている。例外は13年１着アユサン（前走５番人気）のみ。また、３着以内馬19頭はいずれも過去に芝1400〜1600ｍのオープンを勝利しているか、芝マイル重賞（格付けなしの第１回アルテミスＳ含む）における連対実績があった。

４）距離延長組は苦戦傾向

他の前走レースでは、出走数最多のフィリーズＲ組が【1.0.2.53】。一昨年のレーヌミノルの１勝のみで、連対率1.8％・複勝率5.4％と低い。この組の３着以内馬３頭は前走フィリーズＲで１番人気に支持され連対を果たしていた。これら距離延長組はのべ64頭出走し、【1.0.2.61】と苦戦傾向にある。

出走数は少ないが、エルフィンＳ組は【1.1.0.3】で11年マルセリーナが勝利。また、クイーンＣ組は【0.2.0.15】で複勝率11.8％、フラワーＣ組は【0.1.1.10】で同16.7％。なお、アネモネＳ組は【0.0.0.22】で３着以内馬が出ておらず、不振だ。

【桜花賞過去10年】

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