第79回 桜花賞 レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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グランアレグリア、早め先頭から押し切りレコードＶ！

第79回桜花賞はＣ・ルメール騎手騎乗の２番人気グランアレグリアが、序盤は先団追走も４コーナー手前から先頭に立つと、最後の直線では後続の追撃を振り切り優勝を果たした。勝ち時計は1分32秒7（良）でレースレコード。鞍上のルメール騎手は昨年のアーモンドアイに続き、このレースは２勝目。本馬を管理する藤沢和雄調教師は、2004年のダンスインザムードに続き、このレース２勝目となった。

２着は２馬身半差で和田竜二騎手騎乗の７番人気シゲルピンクダイヤ。３着はクビ差で北村友一騎手騎乗の３番人気クロノジェネシス。なお、１番人気に支持されたダノンファンタジーは４着に敗れた。

レース展開・総括

プールヴィルが先頭で前半はスロー

スタートで16番シゲルピンクダイヤと17番レッドアステルが出負け。11番メイショウケイメイが飛び出して前へ。しかし、外から18番プールヴィルが交わして先頭に立った。２番手にメイショウケイメイ。そして13番ジュランビルが３番手。１馬身差で６番ホウオウカトリーヌと８番グランアレグリア。その後ろに15番ダノンファンタジーがつけたが、前に壁が作れずにかなり引っかかってしまった。差がなく中団に９番アクアミラビリス、４番クロノジェネシス。このあたりは縦に密集し、12番ノーワン。14番ビーチサンバが外からやや押し上げながら追走。３番ノーブルスコアと５番ルガールカルム、７番アウィルアウェイが並び、２馬身差で２番エールヴォアとシゲルピンクダイヤ。１馬身差で１番シェーングランツとレッドアステル。３馬身差の最後方に10番フィリアプーラという隊列になった。

最後の直線では独走のグランアレグリア

前半800m通過は47秒7で遅かったが、その分後半のペースが速くなった。先団で折っていたグランアレグリアがたまらず馬群から抜け出して先頭へ。４コーナーをカーブし、持ったままで最後の直線へと入っていった。２列目からはダノンファンタジーが追い出しにかかるが、やや反応が鈍い。ラチ沿いに入ったグランアレグリアの加速が止まらず、残り200mを過ぎてからは完全に独走状態となった。後ろを見ると、内ではプールヴィルが食い下がり、ダノンファンタジーはジリジリとした伸び。替わって内の馬群からシゲルピンクダイヤが猛烈な追い上げ。そして外からはクロノジェネシスも末脚を伸ばしてきた。しかし、グランアレグリアは悠々と先頭でゴール。シゲルピンクダイヤが際どく２着に上がった。

休み明けもスピードで圧倒

朝日杯フューチュリティＳ以来の実戦となったが、グランアレグリアは持ち前のスピード能力で圧倒。昨年のアーモンドアイを上回るレースレコードを樹立した。かなり早めに先頭に立つことになったが、終始折り合いはついていたように見えた。ただ、有り余るスピードをコントロールするのはかなり難しい印象だ。距離延長は大きな課題になるだろう。鞍上のルメール騎手も、オークスの2400mという距離は難しいことを明言していた。

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