第78回 桜花賞 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
桜花賞を丸裸にしてみよう！

昨年は８番人気レーヌミノルが勝利。２着に３番人気リスグラシューが入り、１番人気ソウルスターリングは３着に敗れた。

１）順当か波乱か、両極端の結果に

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.1.1.5】。14年ハープスターら最多の３勝をあげ、連対率40％・複勝率50％。２番人気馬は【2.4.0.4】で12年ジェンティルドンナら２勝。連対率・複勝率60％でトップだ。以下、３・５・７・８・12番人気馬が１勝ずつ。12番人気馬の優勝は08年レジネッタ。同年は２着にも15番人気エフティマイアが激走し、馬連19万6630円・３連単700万2920円の大波乱となった。

昨年は断然の１番人気ソウルスターリングが３着に敗退。８番人気レーヌミノルが勝利し、３番人気リスグラシューが２着に入り、馬連万馬券となった。堅く決まるか、波乱となるか、両極端の結果が出ている。

２）キャリア３・４戦の馬が好成績

出走馬のキャリア別成績は、４戦の馬が【4.2.4.24】。14年ハープスターら最多の４勝をあげ、複勝率29.4％と高い。また、３戦の馬は【2.3.1.11】で一昨年のジュエラーら２勝で、連対率27.8％・複勝率33.3％と優秀だ。これら３・４戦の馬が好成績をあげている。２戦の馬は【0.1.0.2】で、09年レッドディザイアが２着に入っている。

出走数が多い５戦の馬は【2.1.2.40】で15年レッツゴードンキら、６戦の馬は【2.2.3.33】で昨年のレーヌミノルらそれぞれ２勝をあげている。ただし、連対率・複勝率ともに３・４戦の馬に大きく水を開けられている。なお、７戦以上の馬は【0.1.0.37】。好走したのは08年２着エフティマイア（８戦）のみで、苦戦傾向にある。

３）チューリップ賞組はオープン勝ちorマイル重賞連対実績に注目

前走レース別成績は、チューリップ賞組が【7.4.6.27】。一昨年のジュエラーら過半数の７勝をあげており、連対率25.0％・複勝率38.6％と高い。昨年は２・３着が該当しており、複勝回収率151％と優秀だ。

チューリップ賞組は前走人気と過去のオープン勝ちor芝マイル重賞における連対実績に注目。前走チューリップ賞で２番人気以内だった馬は【6.4.1.5】で、この組の連対馬11頭中10頭を占めている。例外は13年１着アユサン（前走５番人気）のみ。また、３着以内馬17頭はいずれも過去に芝1400〜1600ｍのオープンを勝利しているか、芝マイル重賞（第１回アルテミスＳ含む）における連対実績があった。

４）距離延長組は苦戦傾向

他の前走レースでは、出走数最多のフィリーズＲ組が【2.0.2.52】。昨年のレーヌミノルら２勝で、連対率3.6％・複勝率7.1％と低い。この組の３着以内馬４頭は前走フィリーズＲで３着以内に入っていた。これら距離延長組はのべ65頭出走して、【2.0.2.61】と苦戦傾向にある。

一方、出走数は少ないもののエルフィンＳ組は【1.1.0.2】で、11年マルセリーナが勝利。また、クイーンＣ組は【0.3.0.14】で勝ち星こそないものの、連対率・複勝率17.6％。なお、アネモネＳ組は【0.0.1.22】で連対馬が出ておらず、不振傾向にある。

【桜花賞過去10年】

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