第18回 チャンピオンズカップ 血統分析｜G�T特集

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父ミスプロ系トワイニングのノンコノユメに期待！

1）主要３系統が三つ巴の戦い

過去10年の父馬の系統別成績は下記の通り。トランセンド（その他の系統）の２連覇を除けば、サンデーサイレンス（ＳＳ）系、ミスタープロスペクター系、ノーザンダンサー系が互角の戦いを繰り広げている。中京1800ｍとなってからの近３年も、この３系統が１勝ずつと三つ巴の状況だ。

ちなみに中京ダート1800ｍ全体の血統成績（2012年〜今年７月まで／ただし1600万下、ＯＰ特別、Ｇ２に限る）も、ＳＳ系が９勝・勝率9.3％、ミスタープロスペクター系が５勝・勝率5.7％、ノーザンダンサー系が３勝・勝率8.3％、ナスルーラ系は１勝、ＳＳ系以外のヘイルトゥリーズン系は未勝利と、チャンピオンズＣと同様の傾向を示している。

◎プラス評価……父がサンデーサイレンス系かノーザンダンサー系
　○プラス評価……父がミスタープロスペクター系
　●マイナス評価…上記以外の系統

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【過去10年の連対馬の父と母父】

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◎プラス評価……ミスタープロスペクター系／最近の好走馬と同じ種牡馬の産駒
　○プラス評価……ノーザンダンサー系

2）ダート適性＋芝マイルとの関係性を重視

勝ち馬の父には、もちろんダート適性が求められる。自身や他の産駒にダート重賞勝ち鞍は欲しいところ。いっぽう芝向きのスピードも重要。やはり自身や他の産駒に芝短距離（特にマイル）の重賞勝ち鞍があれば強調材料となりそうだ。

◎プラス評価……父・その産駒にダート重賞勝ち鞍がある
　◎プラス評価……父・その産駒に芝短距離（特にマイル）の重賞勝ち鞍がある

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3）母父は「勝ち馬向き」と「２着向き」にキッパリと分かれる

母の父の系統別成績は下記の通り。ＳＳ系とナスルーラ系が一歩リード。ミスタープロスペクター系やその他の系統は２着の多さが特徴的だ。

◎プラス評価……母父がＳＳ系かナスルーラ系

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4）母父には芝2400ｍとダートのＧ１実績が欲しい

勝ち馬の母父は、ダートか芝2400ｍのＧ１を勝っている。該当しないのは、そのどちらにも出走していないフジキセキだけだ。また種牡馬としてダートか芝2400ｍのＧ１勝ち馬を送り出している。アドマイヤベガは該当しないが、弟はダート王アドマイヤドン。ミシルも該当しないが産駒には黒潮菊花賞１着のカクショウがいる。芝2400ｍとダートＧ１、双方で勝ち負けできる血統であれば強調材料となりそうだ。

◎プラス評価……母父がダートか芝2400ｍのＧ１を勝っている
　○プラス評価……母父の産駒にダートか芝2400ｍのＧ１勝ち馬がいる

結論

父がＳＳ系かノーザンダンサー系（ミスタープロスペクター系でも可）で、父・その産駒にダート重賞と芝短距離（特にマイル）重賞の勝ち鞍があればベスト。母父はＳＳ系かナスルーラ系で、母父・その産駒にダートか芝2400ｍのＧ１勝ち鞍があれば強調できる。

ケイティブレイブは父ＳＳ系アドマイヤマックス（高松宮記念勝ち馬／産駒にダート重賞勝ち馬や芝マイル重賞勝ち馬がいる）×母父ナスルーラ系サクラローレルという配合だが、サクラローレル産駒のＧ１実績が足りない。ならば父ミスタープロスペクター系トワイニング（ダートＧ２勝ち馬／産駒に京王杯２歳Ｓ勝ち馬や平安Ｓ勝ち馬）×母父ＳＳ系アグネスタキオン（産駒に日本ダービー馬）のノンコノユメと昨年の勝ち馬サウンドトゥルーの方が上だろう。

【ノンコノユメの血統表】

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