競馬予想・競馬情報トップ > G1特集 > チャンピオンズカップ > 2015 > 調教情報
昨年時と同様に休み明けのJBCクラシックを叩いての参戦になるが、今年も中間の追い切りをしっかりやれており、調整過程は順調だ。ここ2週は幸騎手を背に坂路で僚馬と併せ、先週は800m51.6秒の好時計をマーク。今週は前半をセーブする微調整だったが、最後も余力を残してラスト200m12.3秒と上々の末脚を見せた。前走からの上積みを見込める好状態だ。
JBCクラシックからという臨戦過程は昨年と同じだが、中間の追い切り本数、内容ともに今年の方が充実しており、順調さがうかがえる。ここ2週はWコースで追われ、先週は助手を背に格下馬と併せてきっちり先着。今週は武豊騎手を背に単走だったが、時計のかかる馬場をものともせず軽快な動きを披露した。前走時の好状態をしっかり維持できている。
前走から中2週で初めての中京遠征という厳しい臨戦過程だが、プール調教に加えてレース1週間前の日曜、今週木曜と2本の追い切りを消化しており、調教量に問題はない。今週は助手を背にWコースで格下2頭に先行する形から、4角で2頭が内から追いつき、3頭ほぼ並んだ形でゴールした。動きは地味だったが調教駆けしないだけに問題はなく、輸送前の現時点で状態面に不安はない。
前走の4日後には馬場入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週はWコースでオープン馬と併せ、先週は助手を背にびっしり追われて遅れはしたが、脚どりはしっかりしており動きは全く問題なし。今週は大野騎手を背に3頭併せの真ん中に入り、先週遅れた相手に余裕残しで併入できた。仕上がりは万全と見てよさそうだ。
前走後もすぐに馬場入りを再開し、軽めとはいえ先々週から追い切りもこなせており、調整過程は順調そのものといえる。今週は岩田騎手を背に坂路で格下馬を1秒以上後ろから追いかけてスタート。中間地点で内から追いついて並ぶ間もなく馬なりで交わすと、追われたラスト200mは12.0秒と鋭い伸びで一気に突き放した。現時点での実力をきっちり出し切れる好状態だ。
ナムラビクターは11月上旬から坂路で5週続けて強めの追い切りを消化。動きは相変わらず平凡だが、好走した昨年と状態面はほぼ変わりない印象。ロワジャルダンは助手を背に南Dダートコースで追い切られ、素軽い動きを見せており、時計も速く状態面は万全。ダノンリバティはアッゼニ騎手を背に坂路で僚馬と併せて先着。ただ絶好調時に比べると、やや物足りない動きに見えた。