G1特集 第16回 チャンピオンズカップG1特集 第16回 チャンピオンズカップ

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チャンピオンズカップとは?

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昨年から中京に舞台を移し、新名称の「チャンピオンズカップ」に変更されたダート王決定戦。 激戦の末に栄光のゴールを先頭で駆け抜けるのはどの馬か?

JCダートから歴史を継承

ジャパンカップ(以下、JC)と並ぶダートの国際G1競走を望む声に応える形で、2000年に前身の国際招待競走「ジャパンカップダート」を創設。第1回から第8回まではJCの前日に東京競馬場・ダート2100mを舞台に開催されていた(02年は中山競馬場ダート1800mで施行。04年はJCと同日開催)。

08年の第9回からは1週繰り下げて12月の阪神開催の1週目に移行。阪神競馬場・ダート1800mに変更された。同年から「ジャパン・オータムインターナショナル」の最終戦に指定。外国馬の出走は創設時は6頭までだったが、01年には8頭までに拡大された。そして、昨年から中京競馬場・ダート1800mへと舞台を移し、「チャンピオンズカップ」と新名称に変更された。

優勝馬にはチャンピオンがズラリ

東京から阪神、そして中京へ。コースは移り変わっても、歴代の優勝馬にはその時代のダート界を席巻したチャンピオンがズラリと並んでいる。

芝からダートへ転向し、驚異的な強さを見せつけたクロフネ。東京・阪神の両方で優勝を成し遂げたカネヒキリ。史上初の連覇を達成したトランセンド。

初めて中京で行われた昨年はホッコータルマエが優勝。ダート界の王者の歴史にその名を刻んだ。

連覇かライバルか、新王者か

今年は連覇を目指すホッコータルマエ、前走のJBCクラシックで同馬を破って勝利したコパノリッキーも出走を予定。2頭のライバル対決だけでなく、JBCクラシック2着と地力強化が目立つサウンドトゥルーも頂点を狙う。

3歳馬からはジャパンダートダービーを含む4連勝中と勢いに乗るノンコノユメ、夏の新潟で台頭してきたダノンリバティがスタンバイ。他にもみやこSを制したロワジャルダン、かしわ記念を勝利した古豪ワンダーアキュート、香港からはガンピットも参戦。中京でチャンピオンに輝くのはどの馬か、今年も熱戦が期待できそうだ。