G1特集 第69回 朝日杯フューチュリティステークスG1特集 第69回 朝日杯フューチュリティステークス

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
タワーオブロンドン 131 91 91 81 75
ステルヴィオ 125 91 88 79  
ダノンプレミアム 125 94 77
カシアス 118 88 81 78 76
ダノンスマッシュ 118 87 79 75
アサクサゲンキ 113 87 86 80 75 74
フロンティア 113 86 90 75
ムスコローソ 111 82 72 75
ライトオンキュー 111 75 72
ファストアプローチ 108 88 91 77 71
ケイアイノーテック 107 86 77
ダブルシャープ 105 88 91 82 地方 地方
ケイティクレバー 102 90 87 77 70 74
ヒシコスマー 99 85 67 74
アイアンクロー 93 78 84 80 76
ナムラアッパレ 82 81 82 60 78 84
イシマツ 80 地方 地方 地方 地方 地方
1)ZIのトップやタワーオブロンドン

ZIのトップはタワーオブロンドン。131であり、2位で125のステルヴィオとダノンプレミアムをやや引き離している。4位タイのカシアスやダノンスマッシュとの間にも7の差があり、上位3頭がやや抜けている。

2)補正タイムはレコード勝ちのダノンプレミアムが高評価

補正タイムのトップはダノンプレミアム。前走サウジアラビアロイヤルCの指数が94。2歳レコードとなる1分33秒0の勝ち時計であり、額面通りの評価を下していいだろう。同レース2着のステルヴィオも91で高い評価。タワーオブロンドンの前走京王杯2歳Sと同じだ。

3)札幌2歳S好走馬も指数は高い

ファストアプローチとダブルシャープも補正タイムは最高が91。ともに2走前の札幌2歳Sで好走した時のものだ。同レース勝ち馬であるロックディスタウンは、先週阪神JFで敗れてしまったが、1番人気に支持された馬。レースのレベル自体は高いと思われる。

4)補正タイム90の2頭は懸念材料あり

フロンティアも2走前の補正タイムが90。新潟2歳S勝利時のもの。ただ、同馬の場合は右回りが課題となりそうだ。ケイティクレバーの前走も補正タイムは90。ただ、同レースは芝2000mの京都2歳S(3着)。一貫してこの距離を使っており、距離短縮のマイル戦になってどうかだ。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。