G1特集 第67回 安田記念G1特集 第67回 安田記念

調教情報

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イスラボニータ

前走の4日後には早くも坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は助手を背にWコースで僚馬をかなり後ろから追いかける形の追い切りで、先週は最後まで追いつけなかったとはいえ、終いはしっかりとした伸び脚。今週はラスト200mから追い出されると、2馬身ほどあった差を一気に詰めて併入した。前走時の好状態を維持できている。

エアスピネル

前走後はしっかり疲れを取った後、5月に入ってから徐々に調教を強化。軽めのものを含めると10本近い追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は坂路で僚馬と併せ、先週は武騎手を背に800m50.8秒の好時計をマークして先着。今週は助手を背に終い強めの内容だったが、併走馬を並ぶ間もなく交わして楽々先着した。上積みは薄いが、前走時と変わりない状態だ。

ステファノス

前走から約2ヶ月ぶりの実戦だが、中間は放牧には出さずに在厩調整。5月に入ってから追い切りを再開してきちんと乗り込まれており、調教量は十分だ。今週は鮫島良騎手を背にWコースでオープン馬相手に先行する形でスタート。抑え気味に進んで4角で内から並びかけさせてしばらく併走し、最後は楽な手応えのままきっちり先着した。先週の動きも良く、状態面は万全だ。

グレーターロンドン

前走から3ヶ月近い休み明けに加えて中間に蹄のトラブルもあって、順調さを欠いた面は否めないが、ここ2週はハードな追い切りをこなしており、調教不足の心配はないと見ていいだろう。今週は福永騎手を背にWコースで外の馬を追走、内の馬に先行する形からの3頭併せ。格下相手とはいえ、ラストはきっちり最先着した。絶好調とはいかないが、現状の力は出せる仕上がりだ。

レッドファルクス

前走から中2週と間隔が詰まっているが、軽めとはいえ先週からきちんと追い切りをこなしており、調整過程は順調そのものといえる。今週は助手を背に、南Dダートコースで格下馬を大きく追いかける形でスタート。道中徐々に差を詰め、直線も美浦で一番幅の広いコースの外目を回って豪快に伸びて併入に持ち込んだ。1000m64秒台と時計も速く、好状態と見て間違いない。

その他の出走馬

アンビシャスは先週、今週と2週続けて坂路でハードな併せ馬を消化。ただ、2週ともに動きは今一息で、完調手前という印象。ロゴタイプはWコースで先週は調教師、今週は田辺騎手を背にハードに追われ、動きは絶好だったが、G1勝ち時はは最終追い切りをかなり軽めで制しており、その点がどう出るか。サトノアラジンは今週、川田騎手を背にオープン馬と併せ、終い追われて鋭い末脚を披露して大差先着。体調面に不安は皆無で、力を出し切れる仕上がりだ。