第67回 安田記念 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
安田記念を丸裸にしてみよう！

昨年は８番人気のロゴタイプが逃げ切り勝ち。２着に１番人気モーリス、３着に６番人気フィエロが入った。

１）波乱傾向が強い

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.1.0.5】。一昨年のモーリスら最多の４勝をあげ、連対率・複勝率50％。２番人気馬は【3.1.0.6】で、12年ストロングリターンら３勝。以下、８番人気馬が昨年のロゴタイプら２勝、９番人気馬が１勝。

勝ち馬以上に２・３着馬は下位人気まで幅広く分布している。特に３着馬は９番人気以下が７頭と非常に多い。毎年１頭は８番人気以下の伏兵が３着以内に好走。３連単で10万円以上の配当が昨年を含めて７回と波乱傾向が強い一戦だ。

２）京王杯ＳＣ組は前走上がり２位以内

前走レース別成績で、出走数が最も多いマイラーズＣ組は【0.2.7.31】。勝ち馬は出ていないものの昨年３着のフィエロらが該当しており、複勝率22.5％。この組の３着以内馬９頭中８頭は過去に重賞勝ちしており、そのうち７頭はマイル重賞での勝利経験があった。唯一重賞勝ちがない昨年のフィエロもマイルＣＳで２着とＧ１連対経験があった。

次いで出走数が多い京王杯ＳＣ組は【1.3.1.34】。12年にストロングリターンが勝利するも、連対率10.3％・複勝率12.8％と低い。この組は前走京王杯ＳＣでの上がり順位に注目。前走で上がり最速だった馬が【0.2.0.4】、上がり２位だった馬が【1.1.1.5】。この組の好走馬５頭はすべて前走上がり２位以内におさまっている。

３）香港・チャンピオンズＭ組は前走連対かつ今回５番人気以内に注目

その他国内の前走レースでは、ダービー卿ＣＴ組が【2.0.0.3】。一昨年のモーリス、昨年のロゴタイプと近２年の勝ち馬を出している。両馬はともに前走で連対を果たしていた。また、昨年までＧ２だった大阪杯組は【0.2.1.3】。勝ち馬こそ出ていないものの、連対率33.3％・複勝率50.0％と好相性だ。

ちなみに前走オープン特別組は【1.0.0.12】。10年１着のショウワモダンのみ好走している。同馬は２走前ダービー卿ＣＴ、前走メイＳと２連勝で臨んでいた。

今回２頭が出走を予定している香港・チャンピオンズマイル組は【0.2.0.19】。過去10年で勝ち馬は出ておらず、08年香港馬アルマダ、昨年モーリスが２着と連対している。両馬はともに前走チャンピオンズＭで連対しており、かつ今回の安田記念で５番人気以内に支持されていた。

４）勝ち馬はすべて馬体重480キロ以上

出走馬の馬体重別成績は480キロ未満の馬が【0.1.4.51】なのに対して、480キロ以上の馬は【10.9.6.91】。勝ち馬はすべて480キロ以上で、半数の５頭は500キロ以上の大型馬だった。

なかでも500〜519キロの馬は【4.6.3.35】で、一昨年のモーリスら４勝。昨年は２着モーリス、３着フィエロが該当しており、近５年は毎年２頭ずつ３着以内に入っている。対して、460キロ未満の馬は【0.0.1.20】で連対馬が出ておらず、苦戦傾向にある。

【安田記念過去10年】

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