G1特集 第67回 安田記念G1特集 第67回 安田記念

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安田記念とは?

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東京競馬場5週連続G1のフィナーレを飾る安田記念。ゴール前で接戦になることが多く、勝負強さが求められる一戦だ。春の最強マイラーに輝くのは?

レース名は安田伊左衛門氏から命名

1951年に日本中央競馬会の初代理事長である安田伊左衛門氏の功績を称え、創設された「安田賞」が前身。安田氏は競馬法の制定や日本ダービーの創設など競馬の発展に大いに尽力し、日本競馬の父と呼ばれる人物である。第1回は4歳以上のハンデキャップ重賞として、東京競馬場の芝1600mで行われた。58年に同氏が死去されたことに伴い、現在の『安田記念』へと改称された。

84年のグレード制導入ではG1に格付け。同年より負担重量が定量に変更され、外国産馬も出走可能となった。93年には国際競走に指定。96年から開催時期が日本ダービーの翌週に移設。現在では東京競馬場5週連続G1のフィナーレを飾る春の最強マイラー決定戦として定着している。

混戦を断つ勝負強さが不可欠

過去にはオグリキャップやタイキシャトル、ウオッカなど日本を代表する名馬が後続を引き離して優勝を飾った安田記念。

ただし、近年は全体的なレベルの底上げもあって、ゴール前で混戦になることが多い。実際に11年から一昨年まで5年連続でタイム差なしの大接戦となった。その中でロードカナロア、ジャスタウェイ、モーリスといった強豪馬が優勝。日本のみならず、海外でも通用する勝負強さを見せつけてきた。

連覇か新王者か、海外馬の制覇か?

昨年の安田記念はロゴタイプが皐月賞以来約3年ぶりの復活勝利を飾った。ウオッカ以来となる連覇をかけて、今年も出走を予定している。また、マイラーズCを制したイスラボニータ、京都金杯の勝ち馬エアスピネル、京王杯SCの覇者レッドファルクス、大阪杯2着のステファノスらも新王者の座を虎視眈々と狙っている。

香港からはチャンピオンズマイル1着のコンテントメント、同2着ビューティーオンリーも参戦。最強マイラーの系譜に名を連ねるのはどの馬か、好勝負に期待が高まる。