G1特集 第14回 ヴィクトリアマイルG1特集 第14回 ヴィクトリアマイル

調教情報

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アエロリット

アメリカから帰国後は検疫、放牧を経て4月17日に美浦へ帰厩。21日には坂路で800m57.8秒という時計を出し、今週までに合計5本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は菊沢師を背に追われ、先週はWコースで併せ馬を消化。今週は坂路単走でラスト200mは13.0秒と要したが、800m51.2秒の好時計が出た。絶好調とはいかないが、力は出せる状態だ。

ラッキーライラック

前走後は放牧を挟んで4月19日に栗東へ帰厩。24日から今週にかけて3週続けて強めの追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は助手を背に同じ馬と併せ、先週はWコースの大外を回ってラスト200m11秒台半ばの鋭い末脚で先着。今週は坂路で一杯に追われて800m50.7秒、ラスト200m12.3秒の好時計をマークして大きく先着した。前2走から上積みが見込める好状態だ。

ミッキーチャーム

前走後は自厩舎でしっかり疲れを取った後、4月26日に坂路800m55.2秒という時計を出し、今週までに合計5本の追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。レース1週間前の日曜に左回りのWコースで長めからの追い切りを消化し、今週は調教師を背に坂路単走で終い重点という内容。荒れた馬場をものともしない軽快な動きを見せており、輸送前の現段階では万全といえる状態だ。

レッドオルガ

前走後は放牧を挟んで4月19日に栗東へ帰厩。25日から今週にかけて5本の追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。ここ2週は坂路で追われ、先週は北村友騎手を背に未勝利馬と併せ、追走していたとはいえやっとの併入と平凡な動き。今週は助手を背に単走で、中間地点から強めに追われてまずまずの動きは見せた。確実に良化傾向だが、まだ完調一歩手前という印象だ。

プリモシーン

前走後は放牧を挟んで4月24日に美浦へ帰厩。28日には坂路800m56.1秒という時計を出せており、牧場で緩ませた感じもなく、順調な調整過程と見ていい。ここ2週はWコースで追われ、先週は助手を背に単走で軽快な動きを披露。今週は福永騎手を背に僚馬を追いかけ、追い出されると並ぶ間もなく交わす鋭い末脚を見せた。絶好の状態に仕上がっている印象だ。

その他の出走馬

カンタービレは先週Wコース3頭併せで楽な手応えのまま最先着。今週は助手を背に坂路単走で内めを回ったが、ラスト400m24.2秒の好時計が出ており、仕上がりは万全。ノームコアは2週続けてWコース併せ馬で、先週は3頭併せで貫録の最先着。今週はレーン騎手を背に終始楽な手応えで鋭い伸びを見せて先着しており、好仕上がりと見て間違いなし。デンコウアンジュは福島帰りの中2週で東京遠征という厳しい臨戦過程だが、今週のWコース追いもしっかりやれて動きも良く、前走時の好状態をきちんと維持できている。