G1特集 第13回 ヴィクトリアマイルG1特集 第13回 ヴィクトリアマイル

調教情報

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リスグラシュー

前走後は放牧を挟んで4月25日に栗東へ帰厩。2日後の27日から今週にかけて坂路で5本の追い切りをこなしており、調整過程は極めて順調だ。先週は武騎手を背に単走で追われ、800m49.9秒と速い時計を出して負荷をかけられた。今週は助手を背に格下馬の後ろで我慢させた後、内から馬なりのまま交わす軽快な動きを見せた。状態面は万全と見てよさそうだ。

アエロリット

前走後は放牧を挟んで4月20日に美浦へ帰厩。26日から今週にかけて5本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。先週は戸崎騎手を背にWコースで格下馬を追走し、軽く追われただけでラスト200m12秒台前半をマークして先着。今週は菊沢調教師を背に坂路単走で終い強めに追われ、しっかりとした動きを見せた。実力をきっちり出し切れる仕上がりだ。

アドマイヤリード

昨年と同じく中間は在厩調整で、軽めの追い切りを10本以上消化。先々週から3週続けて坂路で併せ馬をこなしており、調教量は十分といえる。先週はM.デムーロ騎手を背にやや内めを回ったものの、800m51.9秒、ラスト200m12.5秒と速い時計でオープン馬に先着。今週は格下馬の後ろで我慢させ、ラスト200mだけ追われて先着した。最終追いが軽い点は気がかりだが、体調面に問題はない。

ミスパンテール

前走の5日後となる4月12日に坂路入りを再開。追い切り再開は25日だが、軽めとはいえそれまでもほぼ休みなく坂路で入念に乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週は西谷騎手を背に単走追いで、先週はWコースで長めから外目を回って速い時計を出す強めの内容を消化。今週は坂路で終い重点だったが、重い馬場をものともせずにしっかりと動けていた。好調キープといえそうだ。

レッツゴードンキ

前走の6日後に坂路入りを再開して休みなく乗り込まれており、中6週でも調教量は十分だ。ここ2週は助手を背に坂路単走で追い切られ、先週は前半やや折り合いを欠いた分もあってか、一杯に追われたラスト200mで12.8秒と伸びは今一息。ただ今週は前半セーブしたとはいえ、時計のかかる馬場でラスト200m11.9秒と鋭い末脚を披露した。力を出せる仕上がりと見ていい。

その他の出走馬

ソウルスターリングは先々週から3週続けて単走で追われ、動き自体に問題はないが、全体的に軽めの調整で大きな上積みはどうか。レッドアヴァンセは坂路で2週続けてオープン馬と併せ、先週は好時計で楽に先着。今週はラスト150mで仕掛けられると瞬時に反応して鋭い伸びを見せており、目下絶好調という印象。デンコウアンジュは昨年と同じく福島牝馬Sから中2週と強行軍だが、追い切り過程、動きともに昨年とほぼ変わりない印象で、状態面に不安はない。