第12回 ヴィクトリアマイル 調教情報｜G�T特集

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ミッキークイーン

前走後も自厩舎に残って調整され、4月下旬から追い切りを再開。強めの追い切りこそ少ないが、入念に乗り込まれており調教量に不足はない。ここ2週は助手を背にＷコースで追われ、先週は格下馬と長めからの併せ馬で追走先着。今週は単走で実質800mからの追い切りだったが、重い馬場でラスト200m11秒台と鋭い末脚を披露した。きっちり仕上がっている印象だ。

レッツゴードンキ

前走後はしっかり疲れを取った後、4月19日から今週にかけて軽めのものを含めて9本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は坂路単走で追われ、先週は岩田騎手を背に800m51.3秒の好時計をマーク。今週は助手を背に内めを回る形だったが、ラスト400m12.1−12.0秒は、今週の馬場を考慮するとかなり優秀だ。折り合い面に課題は残るが、体調面は万全だ。

スマートレイアー

前走後は海外遠征のプランもあったが、回避して放牧へ。ここは約3か月ぶりの実戦になるが、4月20日から今週にかけて4週続けてしっかり追い切りをやれており、調整過程に問題はない。ここ2週は僚馬と併せ、先週は武騎手を背にＷコースで好時計をマークして先着。今週は助手を背に坂路で終い重点だったが、素軽い動きで楽々先着した。好仕上がりと見て間違いない。

ルージュバック

前走後は放牧を挟んで4月29日に美浦へ帰厩。いつも通り牧場でも追い切りを消化しており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は助手を背にＷコースで格下馬と併せ、先週は余裕残しの手応えで1000m65秒台の好時計を出して併入。今週はややモタつき気味に見える場面もあったが、ゴール過ぎに加速した所を見ると、問題ない動きだろう。現時点での力は出せる仕上がりだ。

クイーンズリング

前走後もきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。先週はＭ.デムーロ騎手を背にＷコースで長めからの併せ馬と、ある程度負荷をかける追い切りを消化。今週は助手を背に坂路単走で終い重点の内容だったが、ラスト300m地点から軽く気合をつける程度でラスト400m12.4−12.3秒の好時計をマークした。大敗後だが状態面に問題はなく、実力を出し切れる仕上がりと見ていい。

その他の出走馬

アドマイヤリードはこの中間、追い切り本数も豊富で動きも良く現時点では好調と見て間違いないが、以前にも大幅に体重を減らしてしまった東京遠征の克服が課題。ジュールポレールは前走が絶好の仕上がりだっただけに上積みは見込めないが、中間の動きも悪くなく、大きなデキ落ちはなさそう。ウキヨノカゼは中2週だけに軽めの追い切りだが、動きは軽快そのもので、好調キープと見てよさそうだ。