G1特集 第58回 宝塚記念G1特集 第58回 宝塚記念

歴代優勝馬ピックアップ

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積極的な先行策で怪物を完封
1990年 オサイチジョージ

歴代優勝馬ピックアップ

単勝1.2倍の断然人気に推されたのは前走安田記念を快勝した平成の怪物オグリキャップ。しかし、前走3着に敗れたオサイチジョージが軽快な先行策から直線でオグリキャップ以下を完封し、G1初制覇を飾った。

オグリキャップが1.2倍の断然人気

1990年春、世は“平成の競馬ブーム”真っ只中にあった。

その中心にいたのはオグリキャップ。88年にはタマモクロスと激戦を繰り広げ、翌89年にはマイルCSからジャパンCへの連闘を敢行するなど、いくつもの伝説を紡ぎ上げてきた存在だ。この年も初戦の安田記念を2馬身差で完勝して健在ぶりをアピールし、返す刀で宝塚記念へ。単勝オッズ1.2倍の断然人気でレースに臨もうとしていた。

怪物に挑むのは前年の有馬記念でオグリキャップを降しているイナリワン、皐月賞勝ち馬で前走安田記念では2着とオグリキャップに食い下がったヤエノムテキといった面々。ここにオサイチジョージの姿もあった。

2番手追走で直線入口から猛スパート

菊花賞のみ12着に沈んだオサイチジョージだが、それ以外の13戦では4着以下なし。中距離での軽快な先行力と粘りを武器とし、神戸新聞杯など重賞4勝をマークしている。前走安田記念でオグリキャップの3着と敗れ、そのリベンジを誓っての参戦である。

そして、オサイチジョージは大願を成就させる。逃げるシンウインドをマークする2番手につけたオサイチジョージは、4コーナーでは手ごたえ十分に先頭へと躍り出て、直線入口から猛スパート。背後に迫るオグリキャップを突き放すと、そのままリードを保って3馬身半差の先頭ゴールを飾ったのだ。

安田記念では直線でオグリキャップを追う形だったが、ここでは逆に前々でレースを進めて怪物を完封。持ち味を存分に発揮してG1初制覇を果たしたのである。