G1特集 第59回 宝塚記念G1特集 第59回 宝塚記念

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
パフォーマプロミス 123 91 92 83 79 80
ミッキーロケット 118 93 84 83 90 72
ストロングタイタン 116 94 77 81 86 87
ゼーヴィント 113 89 91 91 92 88
キセキ 111 88 9着 91 89 79
ノーブルマーズ 111 91 87 81 89 81
アルバート 110 89 88 93 89 91
サトノダイヤモンド 109 87 94 海外 海外 97
スマートレイアー 107 89 86 海外 91 95
ダンビュライト 105 海外 91 94 83 83
サイモンラムセス 102 84 77 66 69 69
ヴィブロス 100 海外 87 91 93 海外
サトノクラウン 98 海外 88 84 98 99
ステファノス 98 83 海外 76 95 89
タツゴウゲキ 91 77 91 93 87 84
ワーザー 海外 海外 海外 海外 海外
1)ZIの1位はパフォーマプロミス

ZIの1位はパフォーマプロミス。数値は123で、2位のミッキーロケットに5の差をつけている。3位はストロングタイタン、4位はゼーヴィント。今年は実績馬が少ないメンバー構成ではあるが、G1で好走実績がない馬が上位を占める異例の展開となっている。

2)完調ならばサトノクラウンが連覇も十分

補正タイムの1位はサトノクラウン。5走前のレースではあるが、ちょうど昨年の宝塚記念にあたる。強力な実績と見ていいだろう。ただ、3月のドバイシーマクラシック7着以来の実戦。海外遠征明けでも勝利した実績はあるが、16年の宝塚記念は4月の香港以来で、6着に終わっている。調整過程、当日の気配が気になる。

3)サトノダイヤモンドの復調はあるか

補正タイムの2位はサトノダイヤモンド。実力・実績は申し分ないが、本馬はサトノクラウン以上に、馬の状態が気になる。フランス遠征を経て調子を崩した印象で、復帰した2戦を見る限り本調子にはまだ戻っていない。さらに上積みがあるかどうか。

4)混戦で何が勝ってもおかしくはない

ZIの上位馬の補正タイムは、近走の比較では高いが、通常はG1で勝ち負けできるようなレベルのものではない。さらに伸ばしていく必要がある。ZIは低くてもダンビュライトやヴィブロス、タツゴウゲキあたりも差がない。香港から遠征してきたワーザーも含めて、何が勝ってもおかしくないほど難しい様相だ。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。