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前走後は放牧を挟んで5月17日に栗東へ帰厩。20日に坂路で時計を出し始め、今週にかけて10本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。今週はルメール騎手を背にWコース3頭併せ。前と後ろに馬を置いて直線は真ん中に入り、ラスト100m手前から1角まで追われ、内の馬には食い下がられたが、きっちり最先着した。動きに問題はなく、現状の力は出せる仕上がりだ。
前走後は輸入検疫、放牧を挟んで5月18日に栗東へ帰厩。翌日から馬場入りして順調に乗り込まれており、調整過程に問題はない。先週は福永騎手を背にWコース3頭併せで、終い追われると鋭く伸びて楽々最先着。1000m65秒前後、ラスト200m11秒台と時計も優秀だった。今週は助手を背に坂路単走でごく軽めにとどめたが、馬体はスッキリと仕上がっており、好仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで5月下旬に栗東へ帰厩。追い切り再開は6月に入ってからだが、軽めのものを含めると10本と本数はきっちりやれており、調教量に不足はない。今週は助手を背にWコースで単走追い。馬場の大外を回ってラスト200m過ぎからゴール過ぎまでしっかりと追われた。全体時計は速いが、ラスト200mは12秒台半ばと鋭さはなく、大きな上積みは感じられない。
前走後もきちんと乗り込まれ、この中間は強め3本、軽め2本と中3週としては追い切りもしっかりやれており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週はWコースで追われ、先週は戸崎騎手を背に僚馬を追走し、最後まで抜けなかったが、1000m64秒台、ラスト200m11秒台半ばと時計的には合格点。今週は助手を背に単走で軽めだったが、動きには素軽さが感じられた。状態面は万全と見てよさそうだ。
前走後は輸入検疫、放牧を挟んで6月2日に栗東へ帰厩。翌日の3日には早くも坂路で時計を出し、3週続けて坂路で週2本ずつの追い切りをこなしており、調教量に問題はない。今週は松若騎手を背にミッキーロケットと併せ馬。最後の追い比べで遅れはとったが、800m51.1秒、ラスト200m12.5秒と時計的には悪くなく、実力をきっちり出し切れる好仕上がりと見ていい。
前走後は輸入検疫、放牧を挟んで5月19日に美浦へ帰厩。翌日から馬場入りを再開して入念に乗り込まれており、調教量に不足はない。ここ2週は石橋騎手を背にWコース3頭併せで、先週はびっしり追われて1000m65秒台と速い時計は出たものの、動きは今一息。今週は終い強め程度の内容だったが、先週よりは素軽さが出てきた感じだった。力は出せる状態には仕上がっている。
前走後は放牧を挟んで6月1日に栗東へ帰厩。翌日から馬場入りを始め、先々週からは坂路で3週続けてダンビュライトとの併せ馬をこなしており、調整過程は順調だ。先週はほぼ併入だったが、前にいた馬が邪魔で最後は追えず終いだったことを考慮すれば優勢といえる内容。今週はラスト200m過ぎに交わすと、最後は楽な手応えで先着した。800m50.7秒と時計も優秀で、好仕上がりと見て間違いない。
前走に引き続いての中2週と間隔が詰まっているが、緩めることなくきちんと乗り込まれており、疲労残りの心配もなく調整過程は順調だ。今週は助手を背に坂路で単走追い。ゆったりとした走りから、ラスト200m過ぎに追い出されると、鋭い反応を見せて加速。ラスト200mは12.3秒をマークした。大きな上積みこそ疑問だが、前走時の好状態を維持できている。
ゼーヴィントは助手を背にWコースで僚馬2頭を追走する形から、4角で最内に入って終い追い出されると、ラスト200mから100mの間で並ぶ間もなく2頭を抜き去る豪快な動きを見せており、状態面に不安なし。ステファノスは5月中旬から6週連続で併せ馬をこなしているが、目立つ動きではなく、まだ完調手前という印象。ワーザーはレース10日前となる14日に来日。21日の木曜に阪神競馬場の芝コースで追われて軽快なフットワークを見せており、馬場適性はありそうだ。