G1特集 第58回 宝塚記念G1特集 第58回 宝塚記念

レース情報

競馬予想・競馬情報トップ > G1特集 > 宝塚記念 > 2017 > レース情報

宝塚記念とは?

レース情報

昨年の宝塚記念のスタート直後。上半期のG1シリーズを締めくくる大一番で、毎年熱戦で繰り広げられる。キタサンブラックが春のG1を3連勝なるか?

上半期を締めくくる大一番

暮れのグランプリ・有馬記念と並ぶビッグレースを春季に関西地区で開催したいという意向のもと、1960年に創設。第1回は4歳(旧表記)以上の定量競走として、阪神競馬場の芝1800mで行われた。翌61年には2000mに延長、66年から現在の2200mで施行されている。72年に混合競走となり、外国産馬にも門戸が開放された。

84年のグレード制導入ではG1に格付け。現在では上半期を締めくくる大一番として定着している。なお、出走馬は有馬記念と同じくファン投票によって選出されている。95年からは地方馬にも出走資格が与えられ、97年からは国際競走に指定されている。

中距離タイプと万能型が激突

今年で58回目を迎える宝塚記念。過去の優勝馬は、中距離を専門に戦ってきたスピードタイプと長距離もこなす万能型の2つのタイプに大別できる。

前者はサイレンススズカ、タップダンスシチー、アーネストリーといった馬たち。後者はテイエムオペラオー、ディープインパクト、オルフェーヴルらが挙げられる。

昨年は中距離型の牝馬マリアライトがドゥラメンテら強豪牡馬を破って勝利。05年のスイープトウショウ以来、11年ぶりに牝馬による優勝を果たした。

春のG1を3連勝の快挙なるか

今回勝利に最も近いと目されているのが、大阪杯、天皇賞とG1を連勝しているキタサンブラック。昨年は3着に敗れたが、今年は勝利で春のG1を3連勝の快挙達成なるか、注目が集まる。

春の天皇賞2着のシュヴァルグラン、日経賞勝ち馬のシャケトラ、昨年末の香港ヴァーズの覇者サトノクラウンらも逆転を狙う。少数精鋭のメンバーの中で上半期の頂点に立つのはどの馬か、熱戦に期待したい。