G1特集 第57回 宝塚記念G1特集 第57回 宝塚記念

調教情報

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ドゥラメンテ

ドバイから帰国後はノーザンファームしがらきで調整された後、5月19日に美浦へ帰厩。翌日から馬場入りを再開して今週までに10本近い追い切りを消化しており、調教量に不足はない。今週は助手を背にWコースでサトノクラウンの外に併せ、終いだけ軽く追われる微調整だったが動きは悪くなかった。輸送前で若干余裕残しの仕上がりに映るが、体調面は万全だ。

キタサンブラック

前走後は放牧を挟んで、5月20日に栗東へ帰厩。25日の初追い切りから今週までに9本の追い切りを消化しており、調教量は十分だ。中間の追い切りはすべて黒岩騎手が騎乗し、6月8日にはWコースで1000m64秒台の好時計をマーク。今週は未勝利馬と併せてほぼ馬なりのままという軽めの内容だったが、軽快な動きを見せた。近走と変わりない好状態といえそうだ。

アンビシャス

前走後は放牧を挟んで5月25日に栗東へ帰厩。翌日からきちんと坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調教量に不足はない。ここ2週は助手を背に坂路で僚馬と併せ、先週は好時計が出たものの併走馬にアオられ気味。ただ、今週は先週と同じ800m51.2秒で、ラスト200mも12.6秒でまとめて先着と、先週より内容は良化した。万全の仕上がりと見てよさそうだ。

ラブリーデイ

香港から帰国後はノーザンファームしがらきで調整された後、6月3日に栗東へ帰厩。5日には早くも追い切りをこなせており、牧場での乗り込みを考慮すれば、調教量に問題はないと見ていいだろう。今週はルメール騎手を背にWコースでオープン馬と併せ、ラスト150mから追われると楽に突き放して先着した。絶好調時には一息足りない感じだが、力を出せる状態だ。

ステファノス

前走の5日後には坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。今週は戸崎騎手を背にWコースで道中前に1頭、後ろに1頭を置く形の3頭併せ。4角で3頭ほぼ横並びの真ん中に入り、馬なりで外の馬を置き去りにすると、最後は軽く仕掛けられただけで内の馬にもきっちり先着した。動きも軽快そのもので、実力をきっちり出し切れる仕上がりだ。

マリアライト

前走から1か月以内の間隔で出走するのは、昨年の3月以来でキャリア2度目だが、この中間もきちんと追い切られており、その点は心配しなくていいだろう。中間の追い切りはすべて助手を背にWコースで、先週は長めから強めの内容を消化。今週はやや軽めだったが、馬場の大外を回って素軽い動きを見せていた。好走が続いている近走の状態をしっかり維持できている。

シュヴァルグラン

前走後は放牧を挟んで5月21日に栗東へ帰厩。26日の初追い切りから今週までに9本の追い切りを消化しており、調教量は十分だ。今週は福永騎手を背にWコースでオープン馬を追走してスタート。4角のコーナーワークで差を詰めて直線で内に併せると、楽な手応えでぴったり馬体を並べたままゴールした。高いレベルでの好状態をきちんと維持できている。

トーホウジャッカル

前走後はプール調教でクールダウンした後、5月下旬から追い切りを開始。軽めのものを含めると今週までに8本をこなしており、調教量に不足はない。今週は酒井騎手を背に坂路単走で追われ、終い仕掛けられるときっちり加速してラスト200m12.2秒としっかりとした末脚を見せた。絶好調だった菊花賞時には及ばない印象だが、昨年よりは間違いなく好状態だ。

その他の出走馬

サトノノブレスは和田騎手を背にWコースで僚馬と併せて長めから一杯に追われ、好時計をマークして先着。動きもまずまずで、前走時の好調をキープ。サトノクラウンは3週続けてWコースでドゥラメンテと併せ馬。動きも全く遜色なく、仕上がりは万全。ラストインパクトはWコースで川田騎手を背に3頭併せで絶好の動きを見せており、好仕上がりと見てよさそうだ。