G1特集 第57回 宝塚記念G1特集 第57回 宝塚記念

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宝塚記念とは?

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昨年の宝塚記念のスタート直後。上半期のG1シリーズを締めくくる大一番で、毎年熱戦で繰り広げられる。好メンバーが揃った今年の宝塚記念を制するのは?

上半期を締めくくる大一番

暮れのグランプリ・有馬記念と並ぶビッグレースを春季に関西地区で開催したいという意向のもと、1960年に創設。第1回は4歳(旧表記)以上の定量競走として、阪神競馬場の芝1800mで行われた。翌61年には2000mに延長、66年から現在の2200mで施行されている。72年から混合競走となり、外国産馬にも門戸が開放された。

84年のグレード制導入ではG1に格付け。現在では上半期を締めくくる大一番として定着している。なお、出走馬は有馬記念と同じくファン投票によって選出されている。95年からは地方馬にも出走資格が与えられ、97年には国際競走に指定。外国調教馬は5頭まで出走可能となり、02年には出走枠が8頭に拡大された。

中距離タイプと万能型が激突

今年で57回目を迎える宝塚記念。過去の優勝馬は、中距離を専門に戦ってきたスピードタイプと長距離もこなす万能型の2つのタイプに大別できる。

前者はサイレンススズカ、タップダンスシチー、アーネストリーといった馬たち。後者はテイエムオペラオー、ディープインパクト、オルフェーヴルらが挙げられる。

昨年は史上初の3連覇がかかったゴールドシップがまさかの大出遅れで敗退。それまで中距離で活躍してきたラブリーデイが自身初のG1制覇を飾った。

4歳世代の台頭なるか

今年は世代別の戦いにも注目。昨年の覇者である6歳馬ラブリーデイが連覇をかけて、今年も出走を予定している。5歳世代も昨年秋の天皇賞2着のステファノス、ダービー馬ワンアンドオンリーら実力馬が揃う。

ただ、それ以上に強力なラインナップになりそうなのが4歳世代だ。皐月賞・日本ダービーを制した二冠馬ドゥラメンテ、春の天皇賞を制して勢いに乗るキタサンブラック、大阪杯優勝のアンビシャスらがスタンバイ。世代を超えた力勝負を制するのは果たしてどの馬か、そのスタートが迫っている。