G1特集 第56回 宝塚記念G1特集 第56回 宝塚記念

調教情報

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ゴールドシップ

前走後は放牧を挟んだが、ゲート再試験を受ける関係もあってここ2年よりは早めに栗東へ帰厩。その分1か月以上にわたって入念に乗り込まれており、調教量は十分だ。今週は横山典騎手を背に、坂路で格下馬を追走してスタート。中間地点から強めに追われ、ラスト400m12.3−12.2秒の好時計をマークして同入した。前走時の状態をしっかり維持できている。

ラキシス

前走後は放牧を挟んで5月22日に栗東へ帰厩。翌日からきちんと乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。今週は助手を背にWコースでオープン馬を追走してスタート。4角で内から追いつき、ほぼ馬なりのままラスト200m11秒台をマークして同入。さらにゴール過ぎから手綱を動かされる時計以上の内容を消化した。体調面は万全と見てよさそうだ。

ワンアンドオンリー

前走後は放牧を挟んで5月21日に栗東へ帰厩。6月に入ってからは4週続けて坂路で併せ馬をこなしており、調教量に不足はない。ここ2週はM.デムーロ騎手を背に追われ、先週は楽な手応えの未勝利馬に遅れる平凡な動き。今週も格下馬に遅れはしたが、楽な手応えで時計的にも先週よりは良かった。まだ絶好調とはいかないが、現状の力は十分出せる仕上がりだ。

ヌーヴォレコルト

前走後は放牧を挟んで6月4日に美浦へ帰厩。翌日から休みなく乗り込まれ、長めからの追い切りも3本こなしており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は助手を背にWコース単走追いで、先週は1000m66秒前後と強めの内容を消化。今週は軽めの内容だったが、軽く仕掛けられたラストの伸び脚は軽快そのものだった。関西への遠征前だが、現時点では好状態といえそうだ。

ラブリーデイ

今年6戦目で前走から中2週という厳しい臨戦過程だが、その点も考慮してかこの中間はやや軽めの追い切り内容になっている。今週は助手を背にWコースで単走追い。800m54秒台と全体的にはごく軽めの内容で、ラスト100mからゴール過ぎまで強めに追われたが、動きは目立つものではなかった。調子落ちは感じられないが、現状維持が精一杯という印象だ。

カレンミロティック

前走後は放牧を挟んで5月末に栗東へ帰厩。6月に入ってからはすべて単走ながら4週続けて坂路で追い切られており、調教量に問題はないと見ていい。先週は助手を背に一杯に追われたが、やや重苦しい動き。ただ、蛯名騎手を背に追われた今週は800m52.0秒、ラスト200mも12.8秒とこの馬としては十分な時計が出た。前走時とほぼ変わりない好状態といえそうだ。

トーホウジャッカル

3月に脚をぶつけるアクシデントなどで8か月ぶりの実戦になるが、5月中旬からかなりの追い切り本数をこなしており、調教量は十分と言っていい。今週は坂路で酒井騎手を背に単走追い。前半400mを14.7−14.4秒とゆっくり入り、ラスト200mはしっかり追われて12.4秒は出たが、動き自体は今一息。絶好調だった菊花賞時に比べると、明らかに復調途上に映る。

トーセンスターダム

海外から帰国後は放牧を挟んで5月末に栗東へ帰厩。6月上旬からきちんと追い切りを消化しており、調整過程に問題はないと見ていい。ここ2週はWコースで追われ、先週は武豊騎手を背にオープン馬と併せ、ラスト200m11秒台半ばの好時計で大きく先着。今週は助手を背に軽めにとどめたが、まずまずの動きは見せた。力は出せる仕上がりと見てよさそうだ。

その他の出走馬

デニムアンドルビーはWコースで浜中騎手を背に先週、今週と2週続けてオープン馬と併せ、ともに素軽い動きを披露しており、状態面は万全。ディアデラマドレも先週、今週とWコースで切れ味抜群の動きを見せており、力はきっちり出せる仕上がり。ショウナンパンドラは坂路で好調教を見せており、実力を出し切れる好状態だ。