G1特集 第49回 高松宮記念G1特集 第49回 高松宮記念

調教情報

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ダノンスマッシュ

前走後は放牧を挟んで2月20日に栗東へ帰厩。3月に入ってからはしっかり追い切りをやれており、調整過程は順調だ。中間の追い切りはすべて坂路で、先週は助手を背に僚馬と併せて前半からハイペースで飛ばし、800m49.7秒の好時計できっちり先着。今週は北村友騎手を背に単走で、終始楽な手応えのままで軽快な動きを披露した。勝った前走時と変わりない仕上がりだ。

モズスーパーフレア

中間の速い追い切りは今週の1本だけだが、中2週で中山遠征帰りという点を考えると許容範囲で、調整過程に問題はない。今週は助手を背に坂路単走の最終追い。最初の200mから12秒台の速い入りで、中間の400mは11.9−11.9秒のハイラップ。ラスト200mは12.5秒とさすがに失速したが、800m49.2秒は堂々の一番時計だった。折り合い面に依然課題を残すが、体調面は万全だ。

レッツゴードンキ

前走の4日後には坂路入りを再開し、中間は昨年と同じく追い切りの本数も多く、意欲的な調整過程といえる。ここ2週は坂路単走で追われ、先週は岩田騎手を背に800m49.4秒と、この日の一番時計をマーク。今週は助手を背に終いに軽く追われた程度ながら、ラスト600m12.1−11.9−12.3秒という時計は非常に優秀だ。絶好の仕上がりと見てよさそうだ。

ナックビーナス

前走後の追い切りは今年と同じ臨戦過程で好走した昨年と同様、1週前の金曜と当週の水曜の2本をきっちりこなしており、調整過程は極めて順調だ。今週は助手を背にPコースで格下馬と併せ馬。直線に向いても終始楽な手応えで、強めに追われた相手を尻目に楽々と併入した。1000m63秒前後、ラスト200m12前後と時計的にも優秀で、状態面は万全と見ていい。

ロジクライ

前走後はプール調教でクールダウンした後、豊富な追い切りをこなしており、調整過程は順調そのものといえる。ここ2週は坂路で追われ、先週は小林徹騎手を背にオープン馬と併せ、ラスト200mは相手を置き去りにして800m49.4秒の好時計をマーク。今週はルメール騎手を背に単走で終い重点の微調整だったが、軽快な脚どりで登坂した。実力をきっちり出し切れる仕上がりだ。

その他の出走馬

ミスターメロディは先週の坂路併せ馬で追わずに遅れてゴールしたものの、800m51.1秒の自己ベストをマーク。今週は芝コース単走で、終い軽快な伸び脚を見せており、実力を出し切れる好状態。アレスバローズは調教駆けするタイプだが、今週は馬場の荒れた時間帯ながら鋭い末脚を見せており、状態面は万全。ダイメイプリンセスは坂路でダイメイフジと併せて平凡な時計で遅れたが、調教駆けしないタイプだけに問題なく、体調面に不安はない。