第49回 高松宮記念 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
高松宮記念を丸裸にしてみよう！

昨年は２番人気ファインニードルが勝利。２着には３番人気レッツゴードンキ、３着には10番人気の伏兵ナックビーナスが入った。

１）勝ち馬は上位５番人気以内

過去10年（11年の阪神開催を含む）の人気別成績は、１番人気馬が【3.1.3.3】。16年ビッグアーサーら３勝をあげ、連対率40％・複勝率70％。２番人気馬は【2.3.0.5】で昨年のファインニードルら２勝をあげ、３番人気馬が【3.2.3.2】で14年コパノリチャードら３勝で複勝率80％とトップだ。以下、４・５番人気馬が１勝ずつ。勝ち馬はすべて上位５番人気以内におさまっている。

連対馬の大半は６番人気以内（例外は14年８番人気２着スノードラゴン）だが、３着馬は10番人気以下の伏兵が４頭も激走している。馬連での万馬券は14年の１回のみ。堅めの決着が多いものの、ヒモ荒れになるケースもある。

２）５歳馬が最多の５勝

出走馬の年齢別成績は、５歳馬が【5.4.3.33】。昨年のファインニードルら最多の５勝をあげており、勝率11.1％・連対率20.0％・複勝率26.7％でいずれもトップだ。昨年は１・３着馬が該当し、15年を除いて毎年１頭は３着以内に入っている。また、７歳以上の馬は【3.0.2.48】で、15年の香港馬エアロヴェロシティら３勝。勝ち馬３頭はいずれも高松宮記念で４番人気以内に支持されていた。

対して、４歳馬は【2.0.4.30】で一昨年のセイウンコウセイら２勝も、連対率5.6％と低い。また、６歳馬は【0.6.1.36】で勝ち星こそないものの、２着が過半数の６回と目立っている。

３）シルクロードＳ組が近３年続けて勝利

前走レース別成績は、シルクロードＳ組が【3.1.3.18】。昨年のファインニードルら近３年続けて勝ち馬を出しており、複勝率28.0％は阪急杯組・オーシャンＳ組を大きく上回っている。この組の３着以内馬７頭のうち、16年ビッグアーサーを除く６頭は前走で連対し、そのうち４頭は勝利をおさめていた。

阪急杯組は【3.4.2.40】複勝率18.4％で14年コパノリチャードら３勝も、近２年は３着以内馬が出ていない。この組の３着以内馬９頭はすべて前走で４番人気以内に支持されていた。前走５番人気以下だった馬は【0.0.0.24】と苦戦傾向にある。

４）オーシャンＳ組は近３走の短距離重賞実績に注目

出走数最多のオーシャンＳ組は【3.2.4.60】。12年カレンチャンら３勝も、連対率7.2％・複勝率13.0％と上記２レースよりも低い。ただし、昨年は３着ナックビーナスが該当し、一昨年を除いて毎年１頭ずつ３着以内に入っている。

この組は前走を含めた近３走以内の芝1200〜1400ｍ重賞での連対実績に注目。２ケタ人気馬３頭を含む３着以内馬９頭はいずれも近３走で連対を果たしていた。

【高松宮記念過去10年】

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