G1特集 第48回 高松宮記念G1特集 第48回 高松宮記念

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
ナックビーナス 122 93 92 93 93 89
ダンスディレクター 121 101 93 92 97 99
レッドファルクス 121 93 98 96 101 98
ファインニードル 120 96 89 94 90 89
セイウンコウセイ 117 93 92 88 91 90
ダイアナヘイロー 116 93 82 89 92 88
キングハート 113 93 89 89 90 91
ネロ 111 92 94 地方 89 88
レーヌミノル 111 92 95 100 75 84
ブリザード 105 海外 海外 94 海外 海外
レッツゴードンキ 104 95 海外 95 96 97
ラインスピリット 100 91 92 92 93 85
シャイニングレイ 98 84 95 95 88 77
スノードラゴン 94 87 95 地方 95 88
ノボバカラ 94 79 81 89 地方 地方
リエノテソーロ 93 89 94 89 地方 78
ジューヌエコール 88 87 87 90 95 82
ラインミーティア 80 86 81 89 92 91

※フルゲート18頭。他にソルヴェイグら5頭が登録。

1)ZIは接戦でナックビーナスがトップ

ZIのトップはなんとナックビーナス。わずかの差だが重賞未勝利馬が首位に立った。2位はダンスディレクターとレッドファルクス。続くファインニードルも120で、上位はかなり接戦だ。

2)補正タイムはダンスディレクターとレッドファルクスがトップタイ

補正タイムはダンスディレクターとレッドファルクスが101でトップタイ。前者は前走阪神C2着、後者は4走前の安田記念3着時のもの。3位はレーヌミノルの3走前(マイルCS3着)が100となっている。ただ、いずれのレースも芝1200mではない。

3)芝1200mでの補正タイムはダンスディレクターが単独トップ

芝1200mの補正タイムに限ると、ダンスディレクターの4走前(97)が該当する。昨年のシルクロードS勝利時のものだ。続くのが今年のシルクロードSを制したファインニードルで96。レッドファルクス(昨年のスプリンターズS1着)とレッツゴードンキ(同2着)も同じ。

4)セイウンコウセイは一変なるか、侮れないスノードラゴン

セイウンコウセイは昨年高松宮記念を制した時の補正タイムが101でかなり高い。馬場が向けば変わり身があっても不思議はない。あとは昨年のスプリンターズSで4着のスノードラゴンが補正タイム95。年齢的に上位人気にはなりそうにないが、侮らない方がいいだろう。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。