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前走後は自厩舎でしっかり疲れを取った後、3月2週目から徐々に調教を強化。年明け緒戦だった昨年の当レース時より順調な調整過程と見ていい。ここ2週は助手を背にWコースで同じ馬と併せ、先週は1000m70秒前後と全体的には軽めの内容も、終いは鋭い脚を披露。今週は1000m66秒台の好時計で、ラストまでしっかり動けていた。実力を出し切れる状態に仕上がっている。
前走後は放牧を挟んで2月末に栗東へ帰厩。3月に入ってからは軽めのものを含めると7本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は川田騎手を背に追われ、先週はWコースで長めからの併せ馬で1200m78秒台の速い時計をマークして先着。今週はかなり水分を含んで重くなった坂路で単走だったが、軽快な動きを見せた。体調面は万全と見てよさそうだ。
前走後もすぐに乗り込みを再開し、この中間は坂路で軽めのものを含めると10本以上の追い切りをこなしており、意欲的な調整過程といえる。ここ2週は単走で追われ、先週は岩田騎手を背に800m49.2秒の猛稽古を消化。今週は助手を背に馬の密集した時間帯に追われ、徐々に外目に進路を切り替えながら800m53.2秒と、この日5位の好時計が出た。前走時の好状態を維持できている。
前走後は放牧を挟んだが、1月中には栗東へ帰厩。阪急杯をステップにするプランもあったが、結局約3ヶ月の休み明けとなった。ただ、坂路800mで60秒を切る追い切りを10本に加え、Wコースでも2本追い切られており、調教量は十分だ。今週は助手を背に坂路で格下馬をかなり後ろから追いかけ、ラスト200mできっちり交わして先着した。動きも悪くなく、力は出せる仕上がりだ。
昨年と同様に、シルクロードS後は放牧を挟んで2月下旬に美浦へ帰厩。中間の追い切り本数は昨年より2本増えており、意欲的な調整過程といえる。ここ2週はWコース単走で追われ、先週は松田騎手を背にラスト200m12秒台前半の鋭い末脚を披露。今週は先週より時計のかかる馬場で1000m65秒台の猛稽古を消化した。馬体もできており、きっちり仕上がったと見てよさそうだ。
レーヌミノルは先週のWコースで和田騎手を背に1000m63秒台、ラスト200m11秒台の好時計をマーク。ただ、今週は終い重点とはいえ、かなり軽めの追い切りにとどめた点がどう出るか。ダイアナヘイローは先週のWコースで松山騎手を背に強めの内容を消化し、今週は助手を背に坂路入り。朝一番の比較的馬場状態が良い時間帯だったとはいえ、素軽い動きを見せており、体調面に曇りなし。シャイニングレイは2週続けて助手を背に坂路単走で追われ、先週は行きたがる面を見せつつも800m50.9秒の好時計をマーク。今週はかなり馬場の悪い時間帯で時計は平凡だったが、動きは悪くなく、やはり課題は折り合い面になりそうだ。