第48回 高松宮記念 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
高松宮記念を丸裸にしてみよう！

昨年は５番人気のセイウンコウセイが直線で抜け出して快勝。２着に２番人気レッツゴードンキ、３着に１番人気レッドファルクスが入った。

１）勝ち馬は上位５番人気以内

過去10年（11年の阪神開催を含む）の人気別成績は、１番人気馬が【3.1.4.2】。一昨年のビッグアーサーら３勝をあげ、複勝率80％でトップだ。２番人気馬は【1.3.0.6】で12年カレンチャンの１勝のみだが、３番人気馬は【3.1.3.3】で14年コパノリチャードら３勝で複勝率70％と健闘している。以下、４番人気馬が２勝、５番人気馬が昨年のセイウンコウセイの１勝。勝ち馬は上位５番人気以内におさまっている。

連対馬の大半は６番人気以内（例外は14年８番人気２着スノードラゴン）だが、３着馬は10番人気以下の人気薄が３頭激走している。馬連での万馬券は14年の１回のみ。堅めの決着が多いものの、ヒモ荒れになるケースもある。

２）５歳馬が最多の５勝

出走馬の年齢別成績は、５歳馬が【5.5.2.35】。一昨年のビッグアーサーら最多の５勝をあげており、勝率10.6％・連対率21.3％・複勝率25.5％でいずれもトップだ。15年を除いて、毎年１頭は３着以内に入っている。また、７歳以上の馬は【3.0.2.47】で15年香港馬エアロヴェロシティら３勝。勝ち馬３頭はいずれも高松宮記念で４番人気以内に支持されていた。

対して、４歳馬は【2.0.4.30】で昨年のセイウンコウセイら２勝も、連対率5.6％と低い。また、６歳馬は【0.5.2.35】で勝ち星がないものの、２着が５回と多い。

３）阪急杯組は前走４番人気以内馬に注目

前走レース別成績は、阪急杯組が【3.5.3.42】。14年コパノリチャードら３勝をあげ、連対率15.1％・複勝率20.8％。昨年を除いて毎年１頭は３着以内に入っている。

この組は前走阪急杯での人気に注目。前走１番人気だった馬は【1.3.1.3】で13年ロードカナロアが勝利し、連対率50.0％・複勝率62.5％と高い。前走２番人気だった馬は【1.1.1.5】で、14年コパノリチャードが勝利している。この組の３着以内馬11頭はすべて前走で４番人気以内だった。なお、前走５番人気以下だった馬は【0.0.0.25】と苦戦傾向にある。

４）シルクロードＳ組が近２年続けて勝利

阪急杯組以外の前走レース別成績は、出走数最多のオーシャンＳ組が【3.2.3.59】。12年カレンチャンら３勝も、連対率7.5％・複勝率11.9％と低い。これら３着以内馬８頭は前走を含めて近３走以内に芝1200〜1400ｍ重賞で連対した経験があった。

シルクロードＳ組は【3.1.3.17】で一昨年ビッグアーサー、昨年セイウンコウセイが近２年続けて勝利。勝率・連対率・複勝率いずれも阪急杯組・オーシャンＳを上回っている。この組の３着以内馬７頭のうち、一昨年のビッグアーサーを除く６頭は前走で連対し、そのうち４頭は勝利をおさめていた。

【高松宮記念過去10年】

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