第48回 高松宮記念 レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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ファインニードル、外から際どく差し切りＧ１初制覇！

第48回高松宮記念は川田将雅騎手騎乗の２番人気ファインニードルが、先団から追走すると最後の直線は外に持ち出されて懸命の伸び。ゴール寸前に差し切り、Ｇ１初制覇を果たした。勝ち時計は1分08秒5（良）。鞍上の川田騎手はこのレース初勝利。本馬を管理する高橋義忠調教師は、嬉しいＧ１初制覇となった。

２着はハナ差で岩田康誠騎手騎乗の３番人気レッツゴードンキ。３着は半馬身差で三浦皇成騎手騎乗の10番人気ナックビーナス。なお、１番人気に支持されたレッドファルクスは８着に敗れた。

レース展開・総括

セイウンコウセイが逃げて厳しいペースに

スタートで18番ラインスピリットがあおり気味の出だし。対照的に最内の１番セイウンコウセイがいい飛び出しだった。そこに10番ダイアナヘイローが絡んで行った。差がなく２番リエノテソーロがつけ、３番ブリザードも好ダッシュ。負けじと12番ネロが気合いを入れられて外から追い上げた。

先団に７番ナックビーナスと８番レッツゴードンキ、そして９番ファインニードルがかたまっての追走。１馬身半差で11番ダンスディレクターと15番ジューヌエコール、13番レーヌミノルが並んでの追走。２馬身差で４番スノードラゴンと16番シャイニングレイ。17番キングハートが続き、14番ラインミーティアが内。ラインスピリットは押っつけられての追走。後方２番手に６番レッドファルクス。３馬身切れた最後方から５番ノボバカラという隊列になった。

早めに先頭に立ったレッツゴードンキに外から襲い掛かる

前半600m通過は33秒3で速いペース。セイウンコウセイが１馬身ほどのリードで４コーナーをカーブ。２番手にピッタリとダイアナヘイローが続き、ネロとリエノテソーロが２列目から追い上げる。内ラチ沿いに進んだレッツゴードンキも先団。ファインニードルは外から進んで最後の直線へ入っていった。

馬場の３分どころに進路を取ったセイウンコウセイに対し、内からレッツゴードンキが狙う。さらに内からはダンスディレクターが脚を伸ばした。レッドファルクスは４分どころ、後方から追い出しにかかるも、前との差がなかなか詰まらなかった。

残り200mで早くもレッツゴードンキが先頭。食い下がるダンスディレクターとの追い比べ。これに競り勝ち、二の脚で伸びるが、外からナックビーナスとファインニードルが併せ馬でしぶとい伸び。レッツゴードンキが押し切りにかかるところを、一番外のファインニードルがグイと伸びてゴール寸前で差し切った。

ゴドルフィンの勝負服で見せた根性

今回からゴドルフィンのロイヤルブルーの勝負服に替わったファインニードルが、凄い勝負根性を見せて差し切り勝ち。左回りも苦にせず、堂々と馬場の外を回って勝負をかけたことが功を奏した。逆に２着のレッツゴードンキは、経済コースを立ち回る競馬ができたが、先頭に立つのが早くなりすぎた。レッドファルクスと同じような位置からでは厳しい馬場だったので、責められない立ち回りだが、皮肉な展開になってしまった。

【第48回 高松宮記念　成績表】

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