G1特集 第47回 高松宮記念G1特集 第47回 高松宮記念

調教情報

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レッドファルクス

前走後は輸入検疫、放牧を経て3月3日に美浦へ帰厩。牧場での乗り込みに加えてトレセンで6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は助手を背にWコースで格下馬と併せ、先週は長めから一杯に追われて大きく先行していた僚馬と併入。今週は未勝利馬を追走する形から、ラスト100mできっちり交わして先着した。実力は十分出せる仕上がりと見ていい。

メラグラーナ

関東遠征帰りで中2週と厳しい臨戦過程だが、計測エラーで時計不明とはいえ先週、今週と坂路できちんと追い切られており、調整過程に問題はない。今週は大下騎手を背に単走追い。前半400mを15.0−13.2秒で入り、特に仕掛けられることもなくペースアップし、後半400mは12.0−12.2秒と速い時計をマークした。勝った前走時とほぼ変わりない状態を維持できている。

レッツゴードンキ

前走後は放牧を挟んだが、ごく短期のもので3月1日には栗東へ帰厩。翌日からきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。中間の追い切りはすべて坂路単走で、先週は岩田騎手を背に800m50.4秒、ラスト200m12.1秒の好時計をマーク。今週は柴田未騎手を背に終い重点の内容で、動きはまずまずだった。折り合い面の課題は解消されていないが、体調面は万全といえそうだ。

シュウジ

前走の4日後には早くも馬場入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。今回も中間の追い切りはすべて坂路で、先週は川田騎手を背に僚馬の後ろで我慢させる形からラスト300mで右に出すと、弾けるような伸びを見せてラスト200m11.7秒をマーク。今週は助手を背に単走で、800m51.0秒ときっちり負荷をかけられた。前走からの上積みが見込めそうだ。

セイウンコウセイ

前走後は放牧を挟んで2月下旬に美浦へ帰厩。週1本ずつと追い切り本数こそ少なめだが、しっかり負荷をかけられており、調教量に問題はない。ここ2週はWコースで追われ、先週は幸騎手を背に単走でやや軽めながらも素軽い動きを披露。今週は助手を背に馬場の外めを回ってびっしり追われ、1000m65秒前後の好時計をマークした。きっちり実力を出せる状態と見ていい。

その他の出走馬

ソルヴェイグは水曜日に坂路で800m50.9秒、ラスト200m11.5秒と破格の好時計をマーク。騎手騎乗とはいえ延べ350頭以上が走った後の荒れた馬場を考えれば極めて優秀で、絶好の仕上がり。フィエロは先週前半から飛ばすスプリント仕様の追い切りを消化。今週は終い重点で素軽い動きを見せており、力通り走れる仕上がり。ヒルノデイバローは今週の坂路で四位騎手を背にオープン馬と併せ、ほぼ馬なりの手応えで好時計をマークしており、状態面は万全と見てよさそうだ。