第47回 高松宮記念 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

競馬予想・競馬情報トップ　> G1特集　> 高松宮記念　> 2017　> 過去の傾向

過去10年のJRA-VANデータをもとに、
高松宮記念を丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気に推されたビッグアーサーがレコードタイムで勝利。２着に２番人気ミッキーアイル、３着に３番人気アルビアーノが入り、堅い決着となった。

１）勝ち馬は上位４番人気以内

過去10年（11年の阪神開催を含む）の人気別成績は、１番人気馬が【4.1.3.2】。昨年のビッグアーサーら最多の４勝をあげ、複勝率80％と高い。２番人気馬は【1.2.1.6】で12年カレンチャンの１勝のみだが、３番人気馬は【3.1.3.3】で14年コパノリチャードら３勝で複勝率70％と健闘している。以下、４番人気馬が２勝で、勝ち馬はすべて上位４番人気以内の馬だった。

対して、２・３着は下位人気まで幅広く分布。07年は13番人気ペールギュント、14年は８番人気スノードラゴンが２着に激走。ともに馬連万馬券の波乱となった。昨年のように人気馬が上位を独占して堅く決まる年もあるが、伏兵が激走する年もあり、順当か波乱か両極端な結果が出ている。

２）５歳馬が過半数の６勝で中心

出走馬の年齢別成績は、５歳馬が【6.5.2.36】。昨年のビッグアーサーら過半数の６勝をあげており、勝率12.2％・連対率22.4％・複勝率26.5％でいずれもトップだ。また、７歳以上の馬は【3.0.3.46】で、一昨年の香港馬エアロヴェロシティら３勝。勝ち馬３頭はいずれも高松宮記念で４番人気以内に支持されていた。

対して、４歳馬は【1.0.4.29】で14年コパノリチャードの１勝のみで連対率2.9％と低い。また、６歳馬は【0.5.1.36】で勝ち星がないものの、２着が５回と多い。

３）阪急杯組は前走４番人気以内

前走レース別成績は、阪急杯組が【4.5.4.39】。14年コパノリチャードら最多の４勝をあげ、連対率17.3％・複勝率25.0％。昨年は２着ミッキーアイルが該当しており、毎年１頭は３着以内に入っている。

この組は前走阪急杯での人気に注目。前走１番人気だった馬は【1.3.1.2】で13年ロードカナロアが勝利し、連対率57.1％・複勝率71.4％と高い。前走２番人気だった馬は【2.1.1.5】で14年コパノリチャードら２勝をあげている。この組の３着以内馬13頭はすべて前走で４番人気以内だった。なお、前走５番人気以下だった馬は【0.0.0.24】と苦戦傾向にある。

４）オーシャンＳ組は近３走の重賞連対実績に注目

阪急杯組以外の前走レース別成績は、出走数最多のオーシャンＳ組が【3.2.3.59】。12年カレンチャンら３勝も、連対率7.5％・複勝率11.9％と低い。ただし、昨年３着アルビアーノら近８年は毎年１頭ずつ３着以内に入っている。これら３着以内馬８頭は前走を含めて近３走以内に芝1200〜1400ｍ重賞で連対した経験があった。

シルクロードＳ組は【2.1.3.17】で昨年のビッグアーサーら２勝。複勝率26.1％と阪急杯組を上回っている。この組の３着以内馬６頭ちのうち、昨年のビッグアーサーを除く５頭は前走で連対しており、そのうち４頭は勝利をおさめていた。

なお、前走海外のレースに出走した日本馬は４頭すべて着外に敗れている。

【高松宮記念過去10年】

この表は右にスクロールできます。