第47回 高松宮記念 レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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セイウンコウセイ、雨中の馬場を堂々と抜けてＧ１初制覇！

第47回高松宮記念は幸英明騎手騎乗の５番人気セイウンコウセイが、先団の追走から最後の直線では馬場の中ほどを力強く抜け切り優勝。Ｇ１初制覇を飾った。勝ち時計は1分08秒7（稍重）。鞍上の幸騎手は08年のファイングレインに続き、このレース２勝目。本馬を管理する上原博之調教師はこのレース初勝利となった。

２着は１馬身1/4差で岩田康誠騎手騎乗の２番人気レッツゴードンキ。３着はクビ差でＭ.デムーロ騎手騎乗の１番人気レッドファルクス。

レース展開・総括

ラインスピリットとシュウジが並んで引っ張る

スタートは全馬揃っての出だし。９番シュウジが好ダッシュを見せ、内からは６番セイウンコウセイと４番ラインスピリットも前へ。外からは16番トウショウピストが押してこの争いに加わり、18番ワンスインナムーンも接近し先団を形成した。それから１馬身差で７番レッドファルクス、10番クリスマス、13番ソルヴェイグ、17番ナックビーナスが横に並んでの追走。２馬身差の中団あたりに１番ティーハーフ、11番スノードラゴン、14番トーキングドラム。その後ろからは３番レッツゴードンキ、12番メラグラーナ。後方集団には８番バクシンテイオー、２番フィエロ、15番ヒルノデイバロー、５番レッドアリオンがかたまって追走した。

セイウンコウセイが残り100m過ぎで抜ける

先頭はわずかにラインスピリットだが、横からぴったりとシュウジ。外からはトウショウピストがマークし、４コーナーをカーブ。前半600m通過は33秒8で淀みない流れ。２列目にセイウンコウセイ、レッドファルクスらが位置し、最後の直線に入っていった。

レッツゴードンキが内へ切れ込み、ティーハーフとレッドファルクスの内を狙いラチ沿いを突いた。馬場の真ん中からはセイウンコウセイ。叩き合いでシュウジはやや置かれてしまった。残り100m過ぎに堂々とセイウンコウセイが抜けて先頭。内ラチ沿いで競り合う３頭を交わし切り、そのままゴールに飛び込んだ。２着は競り合いから抜けたレッツゴードンキが入った。

メキメキと力をつけてきた４歳馬が頂点へ

朝から天候が崩れ、あいにく雨の中のレース。馬場も当然悪くなったが、セイウンコウセイが力強い足さばきと持ち前のスピードで見事に押し切った。重賞は未勝利だったが、メキメキと力をつけており、まだ４歳と若い。今後のスプリント路線を引っ張っていく１頭として、活躍がますます期待される。レッツゴードンキは岩田騎手らしい、思い切ったコース取り。レッドファルクスは一度叩かれていれば、もう少し違う競馬ができたかもしれない。

【第47回 高松宮記念　成績表】

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