G1特集 第51回 スプリンターズステークスG1特集 第51回 スプリンターズステークス

調教情報

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レッドファルクス

約4か月ぶりの実戦になるが、8月下旬に美浦へ帰厩して入念に乗り込まれており、調教量に不足はない。ここ2週はWコースで僚馬と併せ、先週は蓑島騎手騎乗で一杯に追われて1000m65秒前後の速い時計を出したものの、動き自体は今一つ。ただ今週は助手を背に終い重点とはいえ、追い出されるときっちり反応して鋭く伸びていた。9分通りには仕上がった印象だ。

セイウンコウセイ

前走後は放牧を挟んで、8月下旬に美浦へ帰厩。9月に入って軽めのものを含めて7本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ3週は助手を背にWコース単走で追われ、先々週、先週と1000m67〜68秒の内容を消化。今週は馬場の中程とやや内めのコース取りだったが、1000m65秒台、ラスト200m12秒台の好時計をマークした。こちらも9分通りには仕上がっている。

メラグラーナ

前走から中2週で関東遠征を控えているが、軽めとはいえ先週から追い切りをやれており、疲労残りの不安もなく調整過程は順調だ。今週は大下騎手を背に坂路単走での最終追い。前半は行きたがるのをなだめつつ進み、ラスト200mは軽く促す程度でスムーズに加速して12.3秒の好時計をマークした。現時点では馬体減りもなく、実力を出し切れる好仕上がりだ。

ダイアナヘイロー

前走後はすぐに栗東へ戻ってしっかり疲れを取った後、9月に入ってから徐々に乗り込みを強化。追い切り本数こそ少ないが、調教量に不足はないと見ていい。今週は助手を背に坂路単走での最終追い。前半の400mを13.9−12.7秒で入り、ラスト400mは強めに追われて12.2−12.3秒と好時計でまとめた。初めての関東遠征が課題だが、現時点では前走時と変わりない状態だ。

ビッグアーサー

予定していたセントウルSを爪を傷めて回避したため、10か月近い休み明けになったが、8月半ばから今週までに坂路800mで55秒を切る追い切りを6本消化しており、調教量自体は問題ない。今週は助手を背に坂路単走で追われて800m52.3秒という時計は出たが、内目を回ってのものでラスト200mは左にヨレながら13.5秒を要してしまった。まだ復調途上という感は否めない。

その他の出走馬

ダンスディレクターは中2週に加えて関東遠征を控えてこの中間はやや軽めの調整だが、今週の坂路は終い重点とはいえ、追い出されると真一文字に伸びる好調教を見せており、状態は良さそう。ファインニードルも中2週続きに加えて関東遠征前で軽めの調整だが、最終追い切りは内田騎手を背に坂路で素軽い動きを披露し、前走時の状態をキープ。レッツゴードンキは休み明けにしてはやや速い追い切りが少なめだが、最終追い切りの動きも悪くなく、力を出せる状態には仕上がっている。