第51回スプリンターズステークスレース結果回顧・払戻｜GⅠ特集

レース結果回顧・払戻

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レース結果

レッドファルクス、末脚一閃で連覇を達成！

第51回スプリンターズＳはＭ.デムーロ騎手騎乗の１番人気レッドファルクスが、中団やや後ろの追走から最後の直線は馬群を割って末脚一閃。鮮やかに差し切りこのレースの連覇を達成した。勝ち時計は1分07秒6（良）。鞍上のデムーロ騎手、本馬を管理する尾関知人調教師ともにこのレースは昨年に続き、２勝目となった。

２着はクビ差で岩田康誠騎手騎乗の５番人気レッツゴードンキ。３着は半馬身差で石橋脩騎手騎乗の７番人気ワンスインナムーン。

レース展開・総括

ワンスインナムーンが先頭でかなりのスローペース

スタートで５番ラインミーティアがやや出負け。前は先行争いにはならず６番ワンスインナムーンがすんなりと先頭に立った。１馬身半差の２番手に７番ダイアナヘイロー。１馬身差の内から４番フィドゥーシアで、外から10番ビッグアーサーも先行。中の先団に３番セイウンコウセイがつけたが、外から14番ネロと、13番ファインニードルが押し上げてきた。

12番ブリザードも追い上げて中団へ。差がなく外から16番ダンスディレクター。内から２番レッツゴードンキと、８番レッドファルクス。その後ろの外から11番モンドキャンノ。それから１番スノードラゴン、９番メラグラーナ。３馬身切れてラインミーティア。さらに２馬身差の後方から15番シュウジが追走した。

末脚鋭く、一気の差し切り勝ち

前半600m通過は33秒9。Ｇ１としてはもちろん、スプリント重賞としてもかなり遅いペース。ワンスインナムーンが１馬身ほどのリードで４コーナーをカーブ。２番手にフィドゥーシア、ダイアナヘイローがつけ、その後ろも集団となっての追走。レッツゴードンキは最内へうまく入り、レッドファルクスは最後の直線に向くまで馬群で我慢をした。

ワンスインナムーンが単独の先頭で最後の直線に入り、リードを守って残り200mを通過。レッツゴードンキが２番手をうかがい、フィドゥーシアを交わした。ビッグアーサーは４番手から脚を伸ばすがジリジリとした伸び。替わって内からスノードラゴンが脚を伸ばしてきた。

坂を駆け上がりレッツゴードンキがワンスインナムーンをとらえて先頭。しかし、外からレッドファルクスが凄い伸び。鋭い決め手で一気に内の各馬を差し切り、先頭でゴールした。

春にも見せた地力が一枚上だった

混戦模様だったが、終わってみれば１番人気のレッドファルクスが勝利して連覇を達成。レースの後半３ハロンが33秒7で、一昨年のような異例の上がり勝負となったが、見事に差し切った。春には京王杯ＳＣを勝ち、安田記念でも３着に好走した地力が一枚上だった。レッツゴードンキは岩田騎手が１枠を生かして、素晴らしい手綱さばき。これで負けては仕方がない。

【第51回スプリンターズステークス　成績表】

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着順	枠番	馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	タイム	着差
1	4	8	レッドファルクス	牡6	57	Ｍ．デムーロ	1.07.6
2	1	2	レッツゴードンキ	牝5	55	岩田康誠	1.07.6	クビ
3	3	6	ワンスインナムーン	牝4	55	石橋脩	1.07.7	1/2
4	1	1	スノードラゴン	牡9	57	大野拓弥	1.07.7	クビ
5	6	12	ブリザード	セ6	57	モッセ	1.07.8	クビ
6	5	10	ビッグアーサー	牡6	57	福永祐一	1.07.8	クビ
7	5	9	メラグラーナ	牝5	55	戸崎圭太	1.07.9	1/2
8	8	16	ダンスディレクター	牡7	57	浜中俊	1.07.9	頭
9	2	4	フィドゥーシア	牝5	55	三浦皇成	1.07.9	ハナ
10	8	15	シュウジ	牡4	57	横山典弘	1.08.0	1/2
11	2	3	セイウンコウセイ	牡4	57	幸英明	1.08.1	クビ
12	7	13	ファインニードル	牡4	57	内田博幸	1.08.3	1 1/4
13	3	5	ラインミーティア	牡7	57	西田雄一	1.08.3	ハナ
14	6	11	モンドキャンノ	牡3	55	池添謙一	1.08.3	頭
15	4	7	ダイアナヘイロー	牝4	55	武豊	1.08.3	頭
16	7	14	ネロ	牡6	57	勝浦正樹	1.08.3	ハナ

【第51回スプリンターズステークス　払戻金】