第22回 秋華賞 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
秋華賞を丸裸にしてみよう！

昨年は前走紫苑Ｓ２着の３番人気ヴィブロスが差し切り勝ち。２着に４番人気パールコード、３着には８番人気カイザーバルが入った。

１）上位３番人気以内で９勝

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.1.3.3】。一昨年のミッキークイーンら３勝をあげ、複勝率70％でトップだ。２番人気馬は【3.2.1.4】で11年アヴェンチュラら３勝で、連対率トップの50％。以下、３番人気馬が昨年のヴィブロスら３勝、11番人気馬が08年ブラックエンブレムの１勝。３番人気以内で９勝と上位人気馬が勝ち切る傾向が強い。なお、２着馬は８番人気まで、３着馬は10番人気以下まで幅広く分布している。

馬連での万馬券はブラックエンブレムが勝利した08年のみ。同年は２・３着に８・16番人気が入り、３連単1098万2020円の大波乱となった。ただし、近５年の連対馬はすべて５番人気以内の馬で占めており、堅めの決着が多い。

２）関西馬＆１枠１番の馬が好成績

出走馬の所属別成績は、美浦所属の関東馬が【2.2.3.70】。10年アパパネら２勝で、連対率5.2％・複勝率9.1％と低い。対して、栗東所属の関西馬は【8.8.7.79】で昨年のヴィブロスら８勝。近２年は１〜３着までを独占しており、連対率15.7％・複勝率22.5％と関東馬を大きく上回っている。

また、枠番別成績では２枠に入った馬が【2.2.2.14】。11年アヴェンチュラら２勝をあげ、複勝率30％でトップだ。また、馬番別では最内の１枠１番の馬が【0.4.0.6】。勝ち星こそないものの、13年スマートレイアーら２着４回で連対率・複勝率40％と優秀だ。

３）ローズＳ４着以内馬は今回人気に注目

前走レース別成績は、出走数が最も多いローズＳ組が【7.8.4.58】。一昨年のミッキークイーンら過半数の７勝をあげ、連対率19.5％・複勝率24.7％。昨年は３着カイザーバルが該当しており、毎年１頭は３着以内に入っている。

この組のローズＳでの着順別成績は、前走４着以内だった馬が【6.7.3.22】。この中で秋華賞で３番人気以内に支持された馬は【6.3.1.5】。連対率60％・複勝率66.7％と非常に高い。なお、秋華賞で４番人気以下だった馬は【0.4.2.18】で未勝利。２着馬４頭のうち、07年レインダンス・11年キョウワジャンヌは２走前に1000万下を勝利していた。

なお、前走ローズＳで５着以下だった馬は【1.1.1.35】。３着以内に巻き返した08年優勝ブラックエンブレム（前走15着）、13年３着リラコサージュ（前走18着）、一昨年２着クイーンズリング（前走５着）はいずれも過去にオープンクラスでの勝利があった。

４）昨年は紫苑Ｓ組が活躍

ローズＳ組以外の前走レースでは、昨年から重賞に昇格した紫苑Ｓ組が【1.1.0.6】。昨年は１着ヴィブロス、２着パールコードとこの組の活躍が目立った。オープン特別時は【1.0.0.36】で苦戦傾向だったが、重賞２年目となる今年もこの組に注目だ。また、古馬混合のクイーンＳ組は【1.0.1.5】で11年アヴェンチュラが勝利。この組で前走１着だった馬は【1.0.1.1】と好成績をあげている。

なお、前走条件戦だった馬は【0.1.2.25】。一昨年３着のマキシマムドパリら３着以内馬３頭はいずれも条件戦で古馬相手に勝利した経験があった。

【秋華賞過去10年】

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