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京都芝2000mで行われる牝馬三冠の最終戦。昨年はショウナンパンドラがオークス馬ヌーヴォレコルトを破って優勝。節目の20回目を勝利で飾るのはどの馬か?
1996年に3歳(現表記)牝馬限定のG1競走として新設。それ以前は桜花賞、オークスに続く牝馬三冠最終戦はエリザベス女王杯だった。しかし、同レースが古馬に開放されたことに伴い、3歳限定のレースとして新たに秋華賞が創設されることになった。第1回から京都競馬場の芝2000m(内回り)を舞台に行われている。
創設当初より混合競走に指定され、外国産馬にも出走が認められている。実際に96年ファビラスラフイン、02年ファインモーションが外国産馬として優勝している。09年からは国際競走に指定。国際格付けのG1となり、外国馬は9頭まで出走可能となった。
過去19回の優勝馬からはスティルインラブ、アパパネ、ジェンティルドンナと3頭の三冠馬を輩出。また、ダイワスカーレットら桜花賞馬やメジロドーベルらオークス馬による二冠制覇も多い。
また、桜花賞・オークスは惜しくも敗れたものの、エアメサイアやレッドディザイアは最後の一冠を奪取。春のクラシック好走馬が実力を発揮することが多いのが特徴だ。
一方で、夏から秋へ急成長を遂げた馬が最後の一冠を手にすることもある。ファインモーションやアヴェンチュラは北海道シリーズで連勝した勢いに乗り、ともにG1初制覇。昨年も夏の新潟で力をつけたショウナンパンドラが実績馬を破る快挙を見せている。
今年は桜花賞馬レッツゴードンキ、オークス馬ミッキークイーンに加えて、これらをローズSで破った上がり馬タッチングスピーチが出走予定。他にもクイーンズリング、ココロノアイら重賞勝ち馬、ローズS3着トーセンビクトリーらも一発を狙う。実績馬と上がり馬のラスト一冠をかけた対決に注目だ。