G1特集 第63回 大阪杯G1特集 第63回 大阪杯

調教情報

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ブラストワンピース

前走後は放牧を挟んで2月28日に美浦へ帰厩。3月初旬から今週にかけて7本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は池添騎手を背にWコース3頭併せで、先週は1000m65秒台と強めの内容を消化。今週はラスト800mから加速し、直線は先行していた2頭の内に入って一杯に追われて併入した。今週も好時計が出ており、実力をきっちり出せる仕上がりだ。

キセキ

前走後は放牧を挟んで2月28日に栗東へ帰厩。翌日には坂路で800m58秒台を出し、軽め中心とはいえほぼ連日のように時計を出しており、調教量は十分だ。ここ2週は助手を背にWコース単走で、先週は長めから大外を回って1000m66秒前後と強めの内容を消化。今週は最後も軽く促された程度の微調整だったが、軽快な動きを見せた。休み明けとしては十分好仕上がりと言っていい。

ワグネリアン

前走後は昨秋の天皇賞を予定していたが回避して放牧に出され、2月8日に栗東へ帰厩。2月中旬から追い切りを始め、軽めのものを含めると10本以上の本数をこなしており、調教量に不足はない。先週は福永騎手を背に芝コースで僚馬と併せ、手応えこそ見劣りしたものの時計的には及第点。今週は助手を背に坂路でほぼ馬なりの微調整で、動きは悪くなかった。9分通りは仕上がっている印象だ。

ペルシアンナイト

国内では初の中2週使いになるが、前走後もきちんと乗り込まれており、疲労残りの心配もなく、順調な調整過程といえる。今週は水口騎手を背にWコースで僚馬を追走してスタート。抑えきれない手応えで直線内から並びかけ、終い軽く仕掛けられると鋭く伸びてラスト200m11秒台半ばの好時計をマークして先着した。休み明けの前走から上積みが見込める好状態だ。

サングレーザー

前走後は帰国検疫、放牧を挟んで3月8日に栗東へ帰厩。レース23日前という時期に問題はないが、強めの追い切りが少ないのはやや気がかり。24日の日曜に坂路で800m50.4秒、ラスト200m12.4秒と速い時計を出し、今週は坂路で助手を背にいつもと同じく軽めの内容で終えた。追い切り後馬体重は昨秋の天皇賞比プラス24キロで、現時点ではやや仕上がり途上という印象だ。

エアウィンザー

前走から中2週になるが、先週からきちんと追い切りをやれており、疲れも感じさせず、調整過程は順調そのものといえる。先週の水曜とレース1週間前の日曜に格下馬相手に坂路で軽めの併せ馬を消化し、今週は浜中騎手を背にWコースで3頭併せ。前2頭を追いかけて直線は内に入り、終いはきっちり反応してラスト200m11秒台半ばをマークした。高いレベルでの好状態を維持できている。

ステルヴィオ

前走後は放牧を挟んで3月15日に美浦へ帰厩。17日には坂路で800m56.4秒の追い切りをこなしており、牧場で緩ませた感じもなく、順調な調整過程といえる。ここ2週は助手を背に併せ馬で、先週は大きく先行していた相手を直線で並ぶ間もなく交わし、破格の好時計をマーク。今週は3頭併せの真ん中に入り、終い仕掛けられると鋭い反応を見せた。好状態と見て間違いない。

アルアイン

前走から中2週になるが、中間もプールと坂路を併用して入念に乗り込まれており、調整過程は順調だ。今週は北村友騎手を背に坂路で僚馬を3〜4馬身追走してスタート。中間地点で内から並びかけ、ラストはほとんど追われることなく半馬身ほど先着した。800m52.0秒、ラスト200m12.0秒という時計もほぼ馬なりで出したことを考慮すると優秀で、前走からの上積みが見込める。

その他の出走馬

エポカドーロは岩田望騎手を背にWコースで2週続けて併せ馬で、先週は終いの伸び脚一息だったが、今週は走りやすい馬場だったにせよラスト200m11秒台前半をマークして好仕上がり。ダンビュライトは2週続けて坂路でスティッフェリオと併せ、2週続けて先着。特に今週はまったくの馬なりで好時計が出ており、状態面は万全。ステイフーリッシュは2週続けて坂路で未勝利馬と併せ、時計こそ及第点も手応えは2週ともに劣勢で、上積みまではどうか。