第80回 優駿牝馬（オークス） 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
優駿牝馬（オークス）を丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気アーモンドアイが勝利。２着に４番人気リリーノーブル、３着に２番人気ラッキーライラックが入った。

１）近５年は堅めの決着

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【5.2.1.2】。昨年のアーモンドアイら最多の５勝をあげ、連対率70％・複勝率80％と高い。２番人気馬は【1.3.3.3】で14年ヌーヴォレコルトの１勝のみだが、連対率40％・複勝率70％で１番人気馬に次いで高い。以下、３番人気馬が２勝、５・７・９番人気馬が１勝ずつ。９番人気馬は13年にメイショウマンボが勝利している。

２・３着も９番人気までにおさまっており、10番人気以下の激走はなかった。馬連での万馬券は11年・13年と２回出ているが、近５年は１番人気馬が続けて連対し、堅めの決着が続いている。

２）桜花賞組は前走１番人気馬が好成績

前走レース別成績は、出走数最多の桜花賞組が【8.5.5.59】。昨年のアーモンドアイら断然の８勝をあげており、連対率16.9％・複勝率23.4％。昨年は３着以内馬がすべて該当し、毎年１頭は３着以内に入っている。

この組は前走桜花賞での人気をチェック。前走１番人気だった馬は【3.2.2.1】。一昨年のソウルスターリングら３勝をあげており、連対率62.5％・複勝率87.5％と非常に高い。前走２番人気馬は【3.1.1.4】で昨年のアーモンドアイら３勝をあげ、連対率44.4％・複勝率55.6％。これら桜花賞で上位２番人気以内だった馬が過半数の６勝をあげている。逆に前走３番人気馬は【0.1.0.7】と不振。また、前走４番人気馬【1.1.0.5】、前走５番人気馬【1.0.1.4】で１勝ずつ。なお、前走桜花賞で６番人気以下だった馬は【0.0.1.38】で、連対馬が出ていない。

３）勢いがある忘れな草賞勝ち馬に注意

トライアルのフローラＳ組は【1.4.4.35】。10年サンテミリオンの１勝のみで、連対率11.4％・複勝率20.5％。この組の前走着順別成績は、前走１着馬が【1.2.1.6】で複勝率40.0%、前走２着馬が【0.1.2.5】で複勝率37.5％でともに高い。なお、前走３着以下は【0.1.1.24】で、３着以内に好走した２頭はともに前走３番人気以内に支持されていた。

忘れな草賞組は【2.0.0.8】で11年エリンコート、15年ミッキークイーンが勝利。エリンコートは前走を含めて２連勝、ミッキークイーンは２走前にクイーンＣ２着、前走忘れな草賞を勝利していた。勢いがある忘れな草賞勝ち馬には注意が必要だ。

その他の組では、スイートピーＳ組が【0.0.0.22】と不振。なお、前走500万下組も【0.0.0.15】と苦戦傾向にある。

４）勝ち馬は馬体重420キロ以上480キロ未満

馬体重別成績では、460キロ以上480キロ未満の馬が【6.4.3.24】。昨年のアーモンドアイら過半数の６勝をあげ、連対率27.0％・複勝率35.1％と優秀だ。11年を除いて、毎年１頭は３着以内に入っている。勝ち馬11頭（10年は１着同着）はすべて420キロ以上480キロ未満の範囲におさまっていた。

なお、420キロ未満の軽量馬は【0.0.1.13】、480キロ以上の大型馬は【0.2.2.22】でともに勝ち星がなく、不振傾向にある。

【優駿牝馬（オークス）過去10年】

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