第80回 優駿牝馬（オークス） レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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ラヴズオンリーユー、無敗の４連勝でオークス制覇！

第80回オークスはＭ・デムーロ騎手騎乗の１番人気ラヴズオンリーユーが、中団追走から最後の直線で鋭く伸びて差し切り優勝。無敗の４連勝でクラシック制覇を飾った。勝ち時計は2分22秒8（良）でレースレコード。鞍上のデムーロ騎手、本馬を管理する矢作芳人調教師ともにこのレースは初勝利となった。

２着はクビ差で津村明秀騎手騎乗の12番人気カレンブーケドール。３着は２馬身半差で北村友一騎手騎乗の２番人気クロノジェネシス。

レース展開・総括

ジョディーが好スタートからハナへ

１番ジョディーが好スタート。その他はほぼ横一線の出だしとなった。ジョディーがそのままハナへ行き、１コーナーへ。１馬身差の２番手に３番コントラチェック。２馬身半切れて５番エールヴォア。１馬身差で２番クロノジェネシス、10番カレンブーケドール、14番フェアリーポルカが並んで追走。８番ダノンファンタジーがその後ろで折り合い、７番シャドウディーヴァも続いた。差がなく外から16番ビーチサンバ、中に13番ラヴズオンリーユーと11番シゲルピンクダイヤで、ここまでが中団。その後ろは15番ノーワンと17番メイショウショウブ。９番ウインゼノビアはインから押し上げ、12番ウィクトーリアは後方寄り。４番シェーングランツと18番フィリアプーラが後方２番手。２馬身切れて最後方に６番アクアミラビリスという隊列になった。

前半1000m通過は59秒1で平均ペース。ジョディーのリードは１馬身で３〜４コーナーの中間へ。２番手にコントラチェックで、３番手にエールヴォア。その後ろからはカレンブーケドールが手ごたえよく追走。インコースではクロノジェネシスがしっかりと脚を溜めていた。

カレンブーケドールに襲い掛かったラヴズオンリーユー

最後の直線に入るとジョディーは早めに交わされてしまい、コントラチェックとカレンブーケドールが並んで先頭へ。内目からはクロノジェネシスが進出し、前の馬との追い比べに加わった。馬場の中ほどからはダノンファンタジーの追い出し。その外からはラヴズオンリーユーが末脚をグイグイと伸ばしてきた。

クロノジェネシスとの追い比べを制したカレンブーケドールが、残り200mでわずかに先頭へ。３番手にはシャドウディーヴァが上がるが、その外から一気にラヴズオンリーユーがきた。前のカレンブーケドールに襲い掛かると、ゴール手前で差し切り、そのままゴールに飛び込んだ。少し離れた３着争いは、クロノジェネシスが競り勝った。

無敗で秋華賞制覇も視野に

勝ったラヴズオンリーユーは１番人気に応えて見事に優勝。無敗でオークス制覇は、2006年のカワカミプリンセス以来の快挙となった。デムーロ騎手のインタビューによると、４コーナーでの位置取りは想定よりも後ろになってしまったようだが、最後の直線での爆発力が素晴らしかった。レース前も落ち着いていたし、道中の折り合いも全く問題なかった。秋はもちろん秋華賞の制覇が視野に入ることだろう。

【第80回 優駿牝馬（オークス）　成績表】

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