G1特集 第79回 優駿牝馬(オークス)G1特集 第79回 優駿牝馬(オークス)

調教情報

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アーモンドアイ

前走後は放牧を挟んで5月3日に美浦へ帰厩。6日には時計を出し始め、今週にかけて4本の追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。ここ2週はルメール騎手を背にWコースで僚馬と併せ、先週は1000m66秒台と速い時計で先着。今週は終い重点で、直線入り口では併走馬に3馬身ほど離されていたが、ラスト200m12秒前後の鋭い末脚を繰り出して併入した。状態面は万全だ。

ラッキーライラック

前走後は放牧を挟んでレースの約1か月前に栗東へ帰厩。中間は軽めのものを含めて6本の追い切りをこなしており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は助手を背に併せ馬で、先週は時計を要す馬場状態ながら1000m65秒台をマークして先着。今週は終い重点に追われ、外から僚馬をきっちり交わして先着した。体調面に問題はないが、最終追いがかなり軽めになったため、当日の馬体重には注意したい。

サトノワルキューレ

前走後はプール調教でクールダウンした後、4月28日に坂路入りを再開。29日には早くも軽めの追い切りを始めており、調整過程は順調そのものといえる。ここ2週は助手を背に追われ、先週はWコース3頭併せの大外に回りゴール過ぎから追い出される意欲的な内容を消化。今週は坂路単走で、800m57.5秒とごく軽めの調整で終えた。先週の時点できっちり仕上がっており、状態面に不安はない。

リリーノーブル

前走後は自厩舎でしっかり疲れを取った後、4月17日から坂路入りを再開。26日から今週にかけて8本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は単走で、先週は助手を背に坂路で終い重点に追われて鋭い末脚を披露。今週は川田騎手を背にWコースで追われ、1000m62秒台、ラスト200m11秒台と好時計をマークした。かなり意欲的な調整過程で、まだ上積みが見込める。

オールフォーラヴ

前走後は自厩舎でしっかり疲れを取った後、4月17日から坂路入りを再開。29日に時計を出し始め、今週にかけて5本の追い切りをこなしており、調整過程に問題はない。今週は助手を背にWコースで単走追い。800mからラスト200mまでは抑え気味に進み、終いはやや口向きの悪さを見せたもののしっかりと動けていた。上積みは薄いが、前走時と同程度の状態にはある。

マウレア

前走後はしばらく栗東で調整された後、4月下旬に美浦へ帰厩。中間の追い切りは4本のみで、やや軽めの調整過程になった。今週は嶋田騎手を背にWコースで僚馬を追走する形でスタート。4角で内から並びかけ、最後は一杯に追われる相手を尻目に、余裕十分の手応えで先着した。ラスト200mも12秒台半ばの時計が出ており、栗東で調整されていた前走時より体調面は良化している。

トーセンブレス

前走後はすぐに自厩舎へ帰厩し、しばらくはプールと坂路を併用して軽めの調教を消化。強めの追い切りは先週と今週の2本のみだが、調教量に問題はない。ここ2週はWコースで追われ、先週は柴田善騎手を背に格下馬と併せて先着こそしたが、やや物足りない動き。今週は助手を背に単走だったが、先週より素軽い動きを見せた。現時点での実力はきっちり出し切れる状態だ。

カンタービレ

前走後は放牧を挟んで4月25日に栗東へ帰厩。翌日からきちんと乗り込まれており、調教量に不足はない。先週は助手を背にWコース3頭併せで追われ、外のサトノワルキューレには見劣りしたが、内の馬には大きく先着。今週は田辺騎手を背に坂路単走で、軽く仕掛けられた程度で800m52.4秒、ラスト200m12.3秒の好時計をマークした。東京遠征が課題だが、現時点では好仕上がりといえそうだ。

その他の出走馬

パイオニアバイオは2週続けて北村宏騎手を背にWコースで追われ、先週の併せ馬では重い馬場が応えたのか併走馬に見劣りしたが、今週の単走追いでは軽快な動きを見せており、前走時の好状態をキープ。レッドサクヤは2週続けて福永騎手を背にWコース併せ馬で追われ、先週は1000m64秒台で追走先着という猛稽古を消化。今週は前に2頭を置いたまま、折り合い重視で最後まで半馬身差遅れでのゴールとなったが、活気十分の動きで状態面は文句なし。ロサグラウカは約3ヶ月の休み明けだが、4月下旬に放牧先から帰厩後はしっかり乗り込まれ、ここ2週の追い切りの動きも良く、きっちり走れる状態に仕上がっている。