第79回 優駿牝馬（オークス） レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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アーモンドアイ、快勝で２冠達成！

第79回オークスはＣ.ルメール騎手騎乗の１番人気アーモンドアイが、先団の追走から最後の直線は馬場の真ん中を力強く伸びると、最後は叩き合いから突き放して優勝。人気に応える快勝で、桜花賞に続く２冠達成を果たした。勝ち時計は2分23秒8（良）。鞍上のルメール騎手は昨年のソウルスターリングに続き、このレースは２勝目。本馬を管理する国枝栄調教師は2010年のアパパネに続き、このレース２勝目となった。

２着は２馬身差で川田将雅騎手騎乗の４番人気リリーノーブル。３着は１馬身3/4差で石橋脩騎手騎乗の２番人気ラッキーライラック。なお、４番トーセンブレスは出走取り消しとなった。

レース展開・総括

サヤカチャンがハナへ行き、リードを広げる

スタートで大きな出遅れはなかった。12番サヤカチャンが飛び出して、先頭で１コーナーへ向かった。リードを４馬身ほどに広げて２コーナーへ。単独２番手に14番ランドネ。２馬身切れて３番手にリリーノーブル。さらに１馬身半差で５番カンタービレ。半馬身差の好位に２番ラッキーライラック。同馬の外に13番アーモンドアイがつけて向正面の直線。その後ろは差がなく10番レッドサクヤ、３番マウレア、８番サトノワルキューレ。それから内に６番オールフォーラブ。１馬身差で11番パイオニアバイオと15番ウスベニノキミが並んで追走。１馬身差で９番シスターフラッグ。さらに17番ロサグラウカが続き、７番トーホウアルテミス。４馬身切れて後方から２番手に16番ウインラナキラ。さらに離れた最後方から18番オハナが追走した。

前半1000m通過は59秒6で平均的な流れ。サヤカチャンが10馬身以上離して３〜４コーナーを通過。単独２番手にランドネ。その後ろの隊列はほぼ変わらないが、比較的縦長の隊列となった。徐々に差が詰まり４コーナーから最後の直線へ。サヤカチャンのリードは５馬身ほどになった。

人気馬による叩き合いから抜け出す

２番手にランドネ。３番手のリリーノーブルは馬場の４分どころからじわじわと脚を伸ばした。その後ろはほぼ一団の状態から各馬が追い出しにかかった。残り400mを過ぎてリリーノーブルが先頭に立つが、外からアーモンドアイが接近。ラッキーライラックは反応がやや鈍かった。脚色は外が優勢。残り200mでアーモンドアイがリリーノーブルを差し切り先頭。リリーノーブルとラッキーライラックは懸命に食い下がるが、ジリジリとその差は広がり、アーモンドアイが堂々と先頭でゴールした。

快勝で秋は３冠濃厚か

勝ったアーモンドアイは圧倒的人気に応えて牝馬クラシック２冠を達成。今日はスタートが決まり、序盤から先団の位置につけ、折り合いもしっかりとついた。全く危なげない内容で、強さを示す快勝劇だった。無事ならば秋は３冠達成が濃厚と言えそうだ。

２、３着も桜花賞上位馬。上がりの脚はラッキーライラックも同じだったが、リリーノーブルの方がやや前で追走していた分２着に入った。いずれにしても、今年の牝馬クラシックは上位３頭の力が一枚抜けており、とりわけアーモンドアイの力が図抜けていた。

【第79回 優駿牝馬（オークス）　成績表】

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