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前走後は放牧を挟んで4月25日に美浦へ帰厩。翌日からほぼ休みなく乗り込まれており、調整過程は順調だ。今週はルメール騎手を背にWコースで格下の2頭を追走する形でスタート。4角で2頭の直後まで追いついて直線は軽く促しながら進み、ラスト100m過ぎから追われるとしっかり加速してゴール過ぎには抜け出していた。実力をきっちり出し切れる仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで5月2日に栗東へ帰厩。2日後の4日には早くも坂路で800m53.4秒と速い追い切りをやれており、牧場での乗り込みを考慮すると十分な調教量といえる。先週は武騎手を背に坂路で併せ馬を消化し、今週は坂井騎手を背にWコースで単走追い。ラスト250mから追い出されると、しっかり反応して鋭い末脚を見せた。万全の仕上がりと見てよさそうだ。
前走後は放牧を挟んで4月27日に栗東へ帰厩。翌日から乗り込まれており、調整過程は順調と見ていい。先週はM.デムーロ騎手を背にWコースで僚馬2頭を追走する形から、ラスト200mは11秒台をマークも2頭に追いつけず。今週は助手を背に坂路で800m55.0秒という遅い時計だった。最終追い軽めは好走時のパターンで問題ないが、今回は1週前も軽めだけにやや不満が残る。
前走後は放牧を挟んで5月10日に美浦へ帰厩。レースの11日前と遅い時期の帰厩だが、牧場で調教を積まれているようで調整過程に問題はない。レース1週間前の日曜に坂路で強めの追い切りを消化し、今週は戸崎騎手を背にWコースで3頭併せ。真ん中に入って終いはきっちり追われて最先着し、1000m66秒台と全体の時計も速い。近2走より明らかに上積みが見込める状態だ。
前走後はプール調教中心で疲れを取った後、5月に入ってから追い切りを開始。先々週からWコースで3週続けて長めからの併せ馬をこなしており、調教量に不足はない。先週に池添騎手を背に速い時計を出し、今週は助手を背に1000m67秒前後と微調整にとどめたが、ゴール手前で手綱を放すときっちり先着した。前走が抜群だっただけに上積みは疑問だが、力は出せる状態だ。
前々走から中3週続きで関東遠征続きになるが、今回もここ2走と同じような追い切り内容を消化しており、疲れも感じさせず順調と見ていいだろう。ここ2週は助手を背に坂路単走で追われ、先週は800m55.4秒と軽めだったが終いの伸びは軽快。今週も800m54.8秒と全体的には軽めだが、馬場の荒れた時間帯でラスト200m12.4秒の好時計をマークした。好状態と見て間違いない。
前走から中2週で再度の東京遠征という厳しい臨戦過程だが、軽めとはいえ5月7日以降は連日のように追い切りをこなしており、実に意欲的な調整過程といえる。今週は北村宏騎手を背にWコースで僚馬2頭を追走する形から、直線に向いて2頭の内に併せ、最後は少し遅れたものの手綱はがっちり抑えたままで手応えは抜群だった。実力を出し切れる好仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで4月下旬に栗東へ帰厩。4月30日から今週にかけて、軽めのものを含めて6本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週はWコース800m追いで、先週は坂井騎手を背に未勝利馬と併せて手応え劣勢もなんとか併入。今週は助手を背に単走で、一杯に追われてラスト200m13秒前後と、今週も地味な動きだった。調教駆けしないタイプとはいえ、上積みは薄い。
ディアドラは前走から中1週で東京遠征を控えているが、木曜の坂路追いで軽快な動きを見せており、馬体減りもなく好調キープ。ヤマカツグレースは先週、今週と2週続けて好調教を披露しており、目下絶好調という印象。ホウオウパフュームは松岡騎手を背にWコースで2週続けて併せ馬で好時計をマークしており、休み明けの前走より確実に上昇傾向だ。