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前走後はごく短期の放牧を挟み、レースの約1か月前となる4月21日に栗東へ帰厩。翌日からきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。今週は池添騎手を背に、坂路で格下の僚馬の直後につけてスタート。中間地点で内から並びかけると、一杯に追われる併走馬を尻目に楽な手応えのまま突き放した。初の関東遠征が課題だが、現時点では前走時の状態を維持できている。
前走後は放牧を挟んで5月6日に美浦へ帰厩。翌日からきちんと乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週はWコースで追われ、先週は助手を背に終始2頭を前に置く形で馬なりのままゴール。今週は戸崎騎手を背に先週と同様に前に僚馬2頭を置く形で、最後まで並ぶことなく折り合い重視の内容に終始した。動きもスムーズで、仕上がりは万全と見ていい。
約2か月ぶりの実戦になるが、中間も放牧には出さず自厩舎に残って調整。しばらくはプール調教中心だったが、4月中旬からは10本近い追い切りをこなしており、調教量は十分だ。今週は鮫島良騎手を背にWコースで僚馬と併せ、最後まで手応えに余裕を残しながらラスト200m11秒台をマークして先着した。現時点での実力はきっちり出し切れる仕上がりだ。
前走後は放牧を挟んで4月28日に栗東へ帰厩。5月に入ってから軽めの物も含めると6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。今週は大下騎手を背に、坂路で僚馬を追走してスタート。やや掛かり気味ながら道中で徐々に差を詰め、最後までほとんど追われることなくラスト200m過ぎに交わして先着した。折り合い面に課題を残すが、体調面は万全と見て間違いない。
前走後は放牧を挟んで5月10日に栗東へ帰厩。レースの12日前と帰厩時期は遅いが、牧場での乗り込みを考慮すれば、調教量に問題はないと見ていいだろう。いつも通り坂路でレース1週間前の日曜に強めの追い切りを消化し、今週は馬場の内目を通って800m57.5秒、軽く追われたラスト200mは12.3秒と微調整で終えた。輸送を控えている分、現時点ではやや余裕残しの仕上がりに映る。
前走の4日後には早くも馬場入りを再開しており、意欲的な調整過程といえる。ここ2週は川島騎手を背にWコースで追われ、先週は長めからの併せ馬で1000m65秒台、ラスト200m11秒台の好時計をマークして先着。今週は単走で終い重点だったが、鞍上の指示にきちんと反応して加速する好調教だった。前走時も好仕上がりだったが、さらに良化している印象だ。
前走の10日後には坂路で時計を出し、今週までに軽めのものを含めると8本の追い切りをこなしており、調整過程は順調そのものといえる。今週は岩田騎手を背に、Wコースで僚馬2頭を追走してスタート。4角で追いついて直線に向いて真ん中に入り、ラスト150mから追い出されると一気に2頭を突き放した。時計も速く、実力をきっちり出し切れる仕上がりだ。
前走から中2週と間隔が詰まっているとはいえ、中間の追い切りが軽めの2本だけという調整は、大一番へ向けての過程としてはやや物足りない。今週は助手を背に、Wコースで実質600mからの単走追い。走り自体はスムーズだが、時計的には600m41秒台、ラスト200m13秒前後とごく軽めの内容だった。疲労残りの心配はないが、余裕残しの仕上がりに映る。
ペプチドサプルは前走から中1週で東京遠征という厳しい臨戦過程だが、今週も終い重点とはいえWコースで併せ馬をこなしており、動きも絶好でかなり体調は良さそう。ビッシュは放牧を挟んで、レースの12日前に美浦へ帰厩。今週は芝コースで終い重点の追い切りをこなし、動きはまずまずで状態面に不安なし。レッドアヴァンセは坂路で未勝利馬と併せて先着したが、前走から特に変わった感じはなく、状態面は平行線だ。