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前走後は自厩舎に戻ってしっかり疲れを取った後、4月24日に初時計をマーク。中間の追い切り本数はやや少なめだが、詰めて使うのはデビュー以来初めてだけに問題ないと見ていいだろう。今週はルメール騎手を背にWコースで僚馬を追走してスタート。4角で内から並びかけ、直線もほとんど馬なりのまま楽々交わして先着した。前走時の状態をきちんと維持できている。
中2週で再度の関東遠征という厳しい臨戦過程だが、先週からきちんと追い切りをやれており、疲労残りの不安もなく、順調な調整過程といえる。ここ2週は助手を背に坂路単走で、先週は終い軽くハミを掛けられた程度だったが800m52.0秒の好時計をマーク。今週は800m56.6秒とごく軽めの内容だったが、悪路の中でもしっかりと動けていた。前走時の状態は維持できている。
前走後は放牧を挟んで4月9日に栗東へ帰厩。11日には坂路で800m55秒台を出すなど牧場でもきちんと乗り込んでいたと推察され、調教量に不足はない。ここ2週は川田騎手を背にWコース併せ馬で、先週は僚馬2頭の内に入り終い追われてきっちり最先着。今週は僚馬を追走して内に併せ、終い軽く仕掛けられた程度ながら鋭い末脚で先着した。実力を出し切れる好仕上がりだ。
中2週で再度の関東遠征という厳しい臨戦過程だが、前走の4日後には坂路入りを再開して追い切りも先週からやれており、調整過程は順調だ。レース1週間前の日曜に坂路単走で800m52.5秒の速い時計を出し、今週も坂路で助手を背に単走追い。前半はセーブして終いだけ一杯に追われ、ラスト200m11.9秒をマークした。上積みは感じられないが、前走時の状態は維持できている。
前走後は放牧を挟んで4月24日に美浦へ帰厩。帰厩3日後の27日、今週とWコースで2本の追い切りをこなしており、牧場での乗り込みを考慮すると調教量は十分と見ていい。今週は石神騎手を背に格下馬を追走してスタート。直線で内から並びかけて終い追い出されると、徐々に突き放す豪快な伸び脚を披露した。現時点での実力はきっちり出し切れる好状態だ。
グルーヴィットは前走後に放牧を挟んだが、帰厩後の追い切りは入念。今週は坂路でレーン騎手を背に僚馬と併せ、800m51.3秒、ラスト200m12.2秒の好時計で先着しており、動きも良く、状態面は万全。カテドラルは中2週で東京遠征を控えていることを考慮しても中間の追い切りはやや軽めだが、動き自体は素軽さ十分で体調面に不安なし。イベリスは2週続けてWコースで追われ、先週は併せ馬で終い鋭い末脚を披露。今週は浜中騎手を背に単走ながら1000m64秒台の好時計をほぼ馬なりの手応えでマークしており、状態面は万全だ。