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前走の4日後には馬場入りを再開してしっかり乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は坂路で僚馬と併せ、先週はオープン馬相手に先着し、800m52.0秒の好時計をマーク。今週はルメール騎手を背に終いはしっかり追われて800m51.6秒、ラスト200m12.9秒と及第点の時計は出せた。上積みは感じられないが、前走時の状態は維持できている。
今回も骨折明けだった前走時と同様にプール調教を併用しながらも、馬場での調教もしっかりこなしており、調整過程は順調だ。今週は福永騎手を背に坂路で、格下の僚馬を追走してスタート。前半は手綱を引っ張って馬の後ろで我慢させ、終い手綱を放されると一杯に追われる相手を尻目に一気に突き放した。体調面は絶好といえるが、やはり折り合い面に課題が残る。
前走後も自厩舎に残ってきちんと乗り込まれており、調整過程は順調そのものといえる。ここ2週は岩田騎手を背にWコースで追われ、先週は3頭併せの真ん中で内のオープン馬には遅れたものの、まずまずの動き。今週は実質800mからの追い切りで時計的にも平凡だったが、ゴール過ぎまで追われる時計以上の内容を消化した。仕上がりは万全と見てよさそうだ。
関東遠征の疲れも感じさせず、前走後もきちんと調教を積まれており、中間の調整過程は順調だ。ここ2週は助手を背に単走で追われ、先週は内めを回ったとはいえWコースで1000m65秒台の好時計をマーク。今週は坂路で800m53.6秒、ラスト200m13.0秒と時計的には平凡だが、動き自体は決して悪くなかった。近走の好状態をしっかり維持できている。
前走後はしっかり疲れを取った後、今月に入ってからはWコースで4本の併せ馬をこなしており、調教量に不足はない。先週は北村宏騎手を背に、ほとんど馬なりのままラスト200m12秒前後の好時計をマーク。今週は黒岩騎手を背にラスト250mから軽く仕掛けられると、きっちり反応して鋭い末脚を披露した。馬体は正直もう一絞り欲しい印象だが、体調面は良好だ。
前走後はしばらく美浦で調整された後、10月1日に栗東入り。8日から今週にかけて3週続けて併せ馬をこなしており、調教量は十分だ。ここ2週はWコースで追われ、先週は調教師騎乗で長めから一杯に追われるハードな内容を消化。今週は田辺騎手を背に3頭併せとはいえ軽めの内容だったが、素軽い走りは目についた。前走からの上積みを見込める好状態だ。
前走後は美浦でプール調整された後、9月中には早くも栗東入り。10月に入ってからは徐々に追い切りを強めており、順調な調整過程といえる。ここ2週はWコースでマッサビエルと併せ、先週は助手騎乗で追走先着。今週は蛯名騎手を背に1000m64秒台、ラスト200m12秒台の好時計を余裕残しでマークする絶好の動きを見せた。前走からの上積みが十分見込めそうだ。
前走から中4週で中間の追い切りがWコースでの3本のみという調整過程はやや物足りないが、3本中2本の追い切りはしっかり負荷をかけられており、調教量は及第点と見ていいだろう。先週は岩崎騎手騎乗で格下馬と併せて好時計をマーク。今週はM.デムーロ騎手を背に単走でごく軽めだったが、まずまずの動きは見せた。近走と変わりない状態と見てよさそうだ。
ミュゼエイリアンはこの中間、Wコースで800m、600mといった短い距離の追い切りを丹念にこなしており、動きも良く実力は出し切れる好仕上がり。ベルーフは浜中騎手が初騎乗した今週の追い切りが上々の動き。状態面にも不安はなく、人馬の相性も良さそう。ジュンツバサは関西遠征を控えているとはいえ、いつも以上に中間の追い切りが軽めで、動きは悪くないがこの点がどうでるか。