G1特集 第34回 ホープフルステークスG1特集 第34回 ホープフルステークス

調教情報

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ジャンダルム

前走後は自厩舎に残って調整されているが、レースの6日後には坂路入りを再開しているように緩ませた感じはなく、調教量に不足はないと見ていい。先週は助手を背にWコースで長めからの併せ馬で、1000m65秒前後の速い時計で先着。今週は水口騎手を背に坂路で格下馬と併せ、終い追われると鋭く反応してラスト200m12.1秒の末脚を見せた。状態面は万全といえそうだ。

タイムフライヤー

前走の5日後には坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。12月13日、16日に坂路800m52秒台と強めの内容を消化し、20日はCデムーロ騎手を背にWコースで軽めの調整。23日が実質的な最終追いで、助手を背に坂路で格下馬と併せて一杯に追われ、800m52.7秒、ラスト200m12.6秒で併入した。この馬なりには動けており、前走時の状態を維持できている。

ルーカス

前走後はこのレースを目標に自厩舎で順調に調整されていたが、25日にWコースで行った最終追い切りで放馬するアクシデント。出走回避の可能性もあったが、26日に坂路で再度追い切りを消化し、その後も異常が無かったようで出走してきた。ただ、25日も落馬するラスト200mまではかなりのスピードで走っており、追い切りもレース2日前になってしまった点を考えると、本調子で出走できるとは考えにくい。

フラットレー

前走後は放牧を挟んで11月24日に美浦へ帰厩。翌日から馬場入りを始めて入念に乗り込まれており、調整過程は順調そのものといえる。12月13日にルメール騎手を背に坂路で併せ馬をした後、17日に坂路、20日にWコースで追い切りを消化。今週は木幡育騎手を背にWコースで僚馬2頭を追走し、最後の直線では楽な手応えのまま外から2頭に並びかけてゴールした。動きも良く、実力をきっちり出せる状態だ。

サンリヴァル

前走後は放牧を挟んで11月下旬に栗東へ帰厩。11月29日に坂路で800m56.3秒を出してから、800m60秒を切る追い切りを6本もこなしており、3ヶ月の休み明けとはいえ調教量は十分だ。最終追いは城戸騎手を背に、Wコースで僚馬を前に置く形でスタート。日曜日で左回りだったが、1角過ぎまで追われる意欲的な内容で併入した。馬体に太目感もなく、きっちり仕上がっている印象だ。

その他の出走馬

シャルルマーニュは13日にWコース、20日は坂路で黒岩騎手騎乗で強めの追い切りを消化。24日の最終追いは助手を背に坂路単走だったが、素軽い動きを見せており、近走と変わりない状態。トラインは20日の坂路追いで終い重点とはいえラスト200m12.0秒をマーク。前走も好仕上がりだっただけに大きな上積みこそ感じないが、好調維持。ステイフーリッシュは新馬戦から中17日で関東遠征という厳しい臨戦過程だが、坂路で20日に800m55.7秒を出し、24日の最終追いも800m52.9秒と手加減せずにやれており、輸送前としては好状態と見て間違いない。