G1特集 第155回 天皇賞(春)G1特集 第155回 天皇賞(春)

歴代優勝馬ピックアップ

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最強ステイヤーの最強たる走り
1992年 メジロマックイーン

歴代優勝馬ピックアップ

無敗のダービー馬トウカイテイオーと前年の覇者メジロマックイーンの2強対決で盛り上がった92年春の天皇賞。レースでは早めに先頭に立ったメジロマックイーンが快勝。最強ステイヤーの面目躍如の一戦となった。

無敗馬トウカイテイオーとの対決

日本の競馬史を代表する名ステイヤーといえば、どの馬か? その筆頭は菊花賞や宝塚記念を勝ち、天皇賞(春)、阪神大賞典を連覇したメジロマックイーンを置いて他にいないだろう。

とりわけ印象に残るのが1992年の第105回天皇賞(春)。無敗馬トウカイテイオーとの初対決となった一戦である。

前年の91年、天皇賞(春)を単勝オッズ1.7倍の1番人気に応えて快勝。祖父メジロアサマ、父メジロティターンに続く父子三代天皇賞制覇の大偉業を達成したメジロマックイーン。しかし、宝塚記念は2着に敗れ、秋は天皇賞で降着、ジャパンC4着、有馬記念2着と期待を裏切り続けた。

そして92年、阪神大賞典1着をステップに天皇賞(春)へ。ここでは復帰戦の大阪杯を勝利したトウカイテイオーに1番人気の座を奪われる。メジロマックイーンにとって、もし負ければ現役最強の座からも追われる、そんな背水の陣といえた。

ライバルを置き去りに堂々の完勝

さすがにこの距離で無様な姿は見せられない。メジロマックイーンの意地が火を噴く。

向こう正面からジワジワと進出し、早くも3コーナーで逃げるメジロパーマーに並びかけていくメジロマックイーン。直線ではトウカイテイオーを置き去りにする末脚を繰り出し、外から差を詰めようとするカミノクレッセも2馬身半突き放して堂々の先頭ゴールだ。

こうしてメジロマックイーンは、史上初となる天皇賞(春)連覇を成し遂げるとともに、自らの栄誉も守ったのであった。