G1特集 第159回 天皇賞(春)G1特集 第159回 天皇賞(春)

調教情報

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フィエールマン

前走後は放牧を挟んで4月4日に美浦へ帰厩。7日にはWコースで追い切りを始めており、牧場での乗り込みを考慮すると調教量は十分といえる。先々週、先週と嶋田騎手を背に併せ馬で楽々と先着し、今週はルメール騎手を背にWコースで格下馬を追走してスタート。4角で内から並びかけ、最後も軽く追われた程度で併入して好時計をマークした。休み明けでも仕上がりは万全だ。

エタリオウ

前走後は自厩舎に戻って休みなく乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。先週はM.デムーロ騎手を背にWコース併せ馬で、濃霧で時計は不明も終い一杯に追われていた。今週は助手を背に坂路単走で、ラストは強めに追われて真っ直ぐ坂を駆け上がった。800m55.4秒、ラスト200m12.7秒という時計は平凡に映るが、馬場の荒れた時間帯だけに全く問題なく、状態面は万全だ。

ユーキャンスマイル

前走後は放牧を挟んで3月21日に栗東へ帰厩。24日に初時計を出して以降、軽めのものを含めるとこの中間は10本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週は岩田康騎手を背にWコースで2頭を追走し、直線ややモタれながら最先着。今週は荻野琢騎手を背に坂路で格下馬を追いかけ、終い追われてきっちり先着した。実力を出し切れる好仕上がりと見ていい。

メイショウテッコン

前走の8日後には早くも坂路で800m60秒を切る時計を出し、4月4日から今週にかけて4週続けてきちんと追い切られており、調整過程は順調そのものといえる。ここ2週は福永騎手を背に追われ、先週はWコース3頭併せの最内に入って馬なりのまま抜け出す軽快な動きを披露。今週は坂路で先行する僚馬を目標に、終い強めに追われて併入した。前走時の好状態をしっかりと維持できている。

グローリーヴェイズ

前走後は放牧を挟んで4月3日に美浦へ帰厩。6日にはWコースで1000m70秒を切る時計を出しており、牧場での乗り込みを考慮すると調教量に不足はない。先週長めからの併せ馬を消化し、今週は戸崎騎手を背にWコース3頭併せ。直線は真ん中に入って内の馬が遅れる中、道中先行していた外の馬と楽な手応えのまま併入した。現時点での力は出し切れる仕上がりと見てよさそうだ。

クリンチャー

前走後はプール調教でクールダウンした後、坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週は高倉騎手を背に単走で、先週はWコースの外目を回って一杯に追われ、ラスト200m11秒台をマーク。今週は坂路で馬場の荒れた時間帯ながらしっかりとした脚どりで登坂した。800m52.5秒、ラスト200m12.6秒と時計的にも悪くなく、前走からの上積みが見込める。

カフジプリンス

前走後は放牧を挟んで4月6日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開して順調に乗り込まれており、調教量に問題はない。ここ2週は中谷騎手を背に坂路でチェスナットコートと併せ、先週は800m51.5秒の好時計で楽々先着。今週は追い出されてややモタつく面を見せたものの、最後はエンジンがかかってラスト200m12.4秒できっちり先着した。前走時の好状態を維持できている。

ロードヴァンドール

前走の4日後には早くも馬場入りを再開したが、しばらくは軽め中心でじっくり調整。4月7日から今週にかけて強めのものを中心に6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は助手を背にWコースで追われ、先週は併せ馬で好時計をマーク。今週は地味な動きだったが、単走だけに問題ない範囲だろう。大きな上積みこそ感じられないが、実力は出し切れる状態だ。

その他の出走馬

パフォーマプロミスは3月末に放牧先から帰厩して乗り込み入念。先週Wコース併せ馬で強めに追われ、今週はPコース単走でごく軽めだったが、馬体はすっきり仕上がっており体調面に不安なし。チェスナットコートは2週続けてカフジプリンスと併せてともに遅れはとったが、動き自体は良化傾向で力は出せる仕上がり。ヴォージュは4月3日から4週続けて坂路で強めに追い切られているが、動きは地味で変わり身は感じられない。