G1特集 第69回 朝日杯フューチュリティステークスG1特集 第69回 朝日杯フューチュリティステークス

調教情報

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ダノンプレミアム

前走後は放牧を挟んで11月9日に栗東へ帰厩。15日の初時計から今週にかけて、軽めのものを含めて7本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は川田騎手を背にWコースで追われ、先週は3頭併せで併走した2頭を大きく突き放す圧巻の動きを披露。今週は実質800mからの単走だったが、ラストは軽く仕掛けられた程度で鋭い末脚を見せた。仕上がりは万全といえそうだ。

タワーオプロンドン

前走後はごく短期の放牧を挟んだが、すぐに美浦へ帰厩。11月半ばから軽め中心とはいえ入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。今週はルメール騎手を背に、坂路で古馬を追走する形の追い切り。ラスト200mまでは相手の後ろで我慢させ、最後は内から併せて楽な手応えのままゴール。800m53.2秒、ラスト200m12.1秒と時計も優秀で、輸送前の現段階では完璧な仕上がりだ。

ステルヴィオ

前走後は放牧を挟んで11月25日に美浦へ帰厩。レースの約3週間前という帰厩時期はやや遅めだが、牧場でも乗り込まれていた点を考慮すればこの点は不安視しなくていいだろう。今週は助手を背にWコースで、僚馬2頭を追いかける形でスタート。4角で内から並びかけ、最後は追われて外の馬には先着、中の馬と併入した。上積みは感じられないが、前走時の状態は維持できている。

ダノンスマッシュ

前走後は放牧を挟んで11月半ばに栗東へ帰厩。コース、坂路、プールを併用して約1ヶ月間入念に調教を積まれており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は福永騎手を背にWコースで追われ、先週は長めからの3頭併せで、1000m64秒前後の猛稽古を消化。今週は未勝利馬相手に終い重点だったが、軽く追われただけできっちり反応して伸びていた。状態面は万全と見てよさそうだ。

フロンティア

前走後はプール調教でクールダウンした後、11月21日から坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週はWコースで追われ、先週は中井騎手を背に3頭併せの真ん中で、内のダノンプレミアムには離されたものの、外の馬には大きく先着。今週は岩田騎手を背に単走で、周りに数頭の馬がいたものの、自分の走りがしっかりできていた。現時点での力を出し切れる状態だ。

その他の出走馬

カシアスは今週の坂路は終い重点で素軽い動きだったが、先週のWコース追いでは長めから終いバタバタという内容で、スタミナに不安を残す調整過程。アサクサゲンキは坂路で2週続けて併せ馬で一杯に追われる意欲的な内容を消化しているが、動きはやや緩慢な印象で上積みはどうか。ダブルシャープは先週Wコース3頭併せで大きく最先着。今週は和田騎手を背に坂路で豪快な動きを見せており、中央転入緒戦で上積みが十分見込める仕上がりだ。