第69回 朝日杯フューチュリティステークス 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
朝日杯フューチュリティステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は６番人気のサトノアレスが勝利。２着に７番人気モンドキャンノ、３着に12番人気ボンセルヴィーソと伏兵が激走し、波乱の決着となった。

１）近３年は10番人気以下が１頭好走

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.2.1.4】。14年ダノンプラチナら最多の３勝をあげ、連対率50％・複勝率60％。２番人気馬は【2.1.1.6】で、一昨年のリオンディーズら２勝をあげている。以下、３〜７番人気馬が１勝ずつ。７番人気馬の優勝は12年ロゴタイプ。２・３着馬は下位人気まで幅広く分布し、14年２着アルマワイオリ（14番人気）、一昨年３着シャドウアプローチ（11番人気）、昨年３着ボンセルヴィーソ（12番人気）と、阪神開催の近３年は10番人気以下の伏兵が１頭ずつ好走している。

馬連での万馬券は14年の１回のみと少ないが、３連単で10万円以上となったのは昨年を含めて４回と多い。近年は伏兵馬の激走が目立ち、波乱含みの一戦となっている。

２）京王杯２歳Ｓ組の３着以内馬に注目

前走レース別成績は、東京スポーツ杯２歳Ｓ組が【2.2.1.14】。09年ローズキングダムら２勝をあげ、連対率21.1％・複勝率26.3％と高い。この組の３着以内馬５頭はすべて朝日杯ＦＳで上位４番人気以内に支持されていた。

出走数が最も多い京王杯２歳Ｓ組は【1.5.2.31】。10年グランプリボスの１勝のみで、連対率15.4％・複勝率20.5％。昨年は２着モンドキャンノが好走している。この組の好走馬８頭はすべて前走３着以内で、前走３着以内だった馬は【1.5.2.9】で連対率35.3％・複勝率47.1％と非常に高い。

また、デイリー杯２歳Ｓ組は【0.2.2.15】。勝ち星こそないが、昨年３着のボンセルヴィーソら近３年で１頭ずつ３着以内に入っている。この組の３着以内馬４頭はすべて前走で４着以内だった。

３）500万下組は前走マイル戦が好成績

出走数が多い前走500万下組はのべ【5.1.4.35】で、昨年のサトノアレスら半数の５勝をあげている。この組の前走距離別成績は、前走1600ｍ組が【5.0.3.10】。勝ち馬５頭は芝・ダート問わず、すべて前走1600ｍ戦を使われており、連対率27.8％・複勝率44.4％と非常に優秀だ。また、前走1400ｍ組は【0.1.1.13】で勝ち星がなく、複勝率13.3％。前走500万下好走馬の前走距離は上記２つに限られていた。

その他の前走クラスはオープン特別組が【0.0.1.22】で連対馬が出ておらず、不振傾向。なお、新馬戦組は【1.0.0.4】で一昨年のリオンディーズが勝利している。

４）近２年は８枠の馬が勝利

阪神開催となった近３年の枠番別成績では、大外の８枠に入った馬が【2.0.0.6】。一昨年のリオンディーズ、昨年のサトノアレスと近２年続けて勝利している。これら外目の５〜８枠に入った馬が【2.2.2.22】と３着以内に好走する回数が多い。

また、近３年の前走距離別成績では、前走1600ｍ組が【2.2.2.13】。昨年のサトノアレスら２勝をあげ、連対率21.1％・複勝率31.6％と優秀だ。

【朝日杯フューチュリティステークス過去10年】

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