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前走後は放牧を挟んで12月2日に栗東へ帰厩。レース16日前と帰厩時期は遅めだが、勝った前走とほぼ同様の調整過程でもあり、順調と見ていい。今週は川田騎手を背に、Wコースで僚馬の後ろからスタート。直線に向くと僚馬と他厩舎のオープン馬との3頭併せの形になったが、ラスト200mで並ぶ間もなく抜け出す鋭い動きを見せた。仕上がりは万全と見てよさそうだ。
前走後は放牧を挟んで11月22日に栗東へ帰厩。2日後の24日には坂路で800m53秒台を出し、12月1日から今週にかけて3週連続の併せ馬をこなしており、調教量は十分だ。今週はルメール騎手を背に、坂路で僚馬と併せ馬。スタートからゴールまで終始併走する形で手応えこそ見劣りしたが、800m52.2秒、ラスト2000m12.9秒と、時計的には合格点。現状の実力は出し切れる状態だ。
前走後は2週間弱の放牧を挟んで11月18日に栗東へ帰厩。翌日から入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週はWコースでデビュー前の新馬を大きく追走する形の追い切りで、先週は終い鋭い伸びを見せて併入。今週はラスト200mで突き放される形だったが、折り合い重視の内容だっただけに問題はない。体調面はきっちり仕上がっている。
前走から中5週だが、放牧には出さず自厩舎に残って休みなく乗り込まれており、調整過程は順調そのものといえる。ここ2週は助手を背に追われ、先週はWコースで長めからオープン馬と併せ、ある程度の負荷をかけられる内容を消化。今週は芝コース単走で追われ、軽めながらもスムーズな動きに見えた。大きな上積みこそ感じられないが、きっちり仕上がっている印象だ。
この中間は軽めの追い切り2本だけという調整過程だが、前走から中2週で初の関西遠征を控えているだけに、この点は問題ないと見ていいだろう。今週は上野騎手を背に、Wコースで僚馬を追走してスタート。直線に向くと抑えきれない手応えで内から並びかけ、追われるときっちり反応して1馬身差を保ってゴールした。輸送前の現時点では、状態面に不安点は見当たらない。
タガノアシュラは先週のWコースで、単走で外を回りながらも好時計をマーク。今週の坂路でも素軽い動きを見せており、状態面は万全。レッドアンシェルは先週Wコースでシュミノー騎手を背に長めからハードな併せ馬を消化。今週は加藤騎手を背にWコース単走でまずまずの動きで、力は出せる仕上がり。アメリカズカップは松若騎手を背に坂路で2週続けてハードな併せ馬を消化しており、休み明けでも調教量十分で、馬体もきっちり仕上がっている。