第36回 フェブラリーステークス 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
フェブラリーステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は４番人気ノンコノユメが差し切り勝ち。クビ差の２着に１番人気ゴールドドリーム、３着には６番人気インカンテーションが入った。

１）３着以内馬はほぼ７番人気以内

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.2.3.2】。2015年コパノリッキーら最多の３勝をあげ、連対率50％・複勝率80％でトップだ。２番人気馬は【2.1.2.5】で一昨年のゴールドドリームら２勝。以下、３・４・６・７・16番人気馬が１勝ずつ。16番人気馬の勝利は14年のコパノリッキー。ただし、８番人気以下の激走は同馬のほか、13年２着エスポワールシチー（９番人気）のみと少ない。

配当面では12〜14年まで３年続けて馬連万馬券と波乱となっていたが、近４年は連対馬がいずれも５番人気以内と上位人気馬が好走し、堅めの決着となっている。

２）チャンピオンズＣ組が４年連続好走

前走レース別成績は、出走数が抜けて多い根岸Ｓ組が【3.2.1.51】。昨年のノンコノユメら最多の３勝も、連対率8.8％・複勝率10.5％と低い。この組は前走１着馬に注目。前走根岸Ｓ勝ち馬は【2.1.1.4】で昨年はノンコノユメが該当し、連対率37.5％・複勝率50％と優秀だ。この組の３着以内馬６頭はすべて前走３着以内に入っていた。

東海Ｓ組が15年コパノリッキーら２勝しており、【2.1.1.10】で連対率21.4％・複勝率28.6％。なかでも、前走東海Ｓ勝ち馬は【2.0.1.2】と好成績をおさめている。

また、少数ながらチャンピオンズＣ組は【1.2.1.2】で一昨年のゴールドドリームが勝利し、連対率50.0％・複勝率66.7％と優秀だ。近２年はゴールドドリームが連対し、近４年続けて３着以内馬が出ている。

３）複勝率が高い川崎記念組、東京大賞典組

前走地方の川崎記念組は【1.3.2.10】。09年サクセスブロッケンが勝利し、連対率25.0％・複勝率37.5％と高い。３着以内馬６頭はすべて川崎記念で３着以内に入っていた。

また、東京大賞典組は【0.1.4.10】で勝ち星こそないものの、複勝率33.3％。昨年もインカンテーションが３着に入っている。これら川崎記念組・東京大賞典組の複勝率が高く、注目だ。

４）距離短縮組が好成績

前走距離別成績は、阪神開催時のジャパンカップダートを含む前走1800ｍ組が【6.4.3.29】。一昨年のゴールドドリームら過半数の６勝をあげており、12年を除いて毎年１頭は３着以内に入っている。これら距離短縮組が【7.8.9.56】で、連対率18.8％・複勝率30.0％と好成績をあげている。

対して、距離延長組は【3.2.1.65】で連対率7.0％・複勝率8.5％と低い。３着以内馬６頭はすべて前走根岸Ｓ組だった。なお、前走1200ｍ組【0.0.0.6】、前走同距離の1600ｍ組【0.0.0.8】はともに苦戦傾向にある。

【フェブラリーステークス過去10年】

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