第36回フェブラリーステークスレース結果回顧・払戻｜GⅠ特集

レース結果回顧・払戻

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レース結果

インティ、怒涛の７連勝でＧ１初制覇！

第36回フェブラリーＳは武豊騎手騎乗の１番人気インティが、先手を奪い切りマイペースの逃げ。最後の直線では後続の追撃を押さえ切り、堂々の逃げ切り勝ちを果たした。勝ち時計は1分35秒6（良）。鞍上の武騎手は2003年のゴールドアリュール、06年のカネヒキリ、08年のヴァーミリアン、15年のコパノリッキーに続き、このレースは５勝目となった。本馬を管理する野中賢二調教師はうれしいＧ１初制覇となった。

２着はクビ差でＣ.ルメール騎手騎乗の２番人気ゴールドドリーム。３着は４馬身差で福永祐一騎手騎乗の８番人気ユラノト。

レース展開・総括

インティがマイペースの逃げ

スタートで13番ノンコノユメが大きく出遅れた。10番サンライズソアが少し気合い入れられて前へ。しかし、スムーズに行き脚がついた６番インティがダートコースに入ったところでハナを奪った。２番手の外にサンライズソア。５番サクセスエナジーは控えてインの３番手。差がなく好位に９番ワンダーリーデルと８番モーニンが並んでの追走。その後ろに14番オメガパフュームがつけて早めに中団位置に。内に２番ユラノト、中に３番ゴールドドリームという隊列。２馬身後ろには、後方にかけて４番メイショウウタゲ、12番ノボバカラ。７番サンライズノヴァが続き、ノンコノユメは外から早くも押し上げにかかった。後方２番手に１番クインズサターンで、差がなく最後方から11番コパノキッキングという隊列になった。

ゴールドドリームは猛追するも

先頭はインティ。前半800m通過は48秒0でゆったりとした流れ。１馬身ほどのリードを奪い、３～４コーナーを通過。サンライズソアが２番手から続き、３番手以降はモーニンらがかたまり４コーナーをカーブ。中団馬群の中からゴールドドリームとオメガパフュームが進出した。

最後の直線に入り、先頭はインティで残り400mを通過。リードをやや広げながら内ラチ沿いを走った。２番手からサンライズソアが脚を伸ばすが、前との差はジリジリと広がった。替わって外からゴールドドリームが伸びてきた。残り200mで単独の２番手に上がり、先頭のインティを猛追する。しかし、インティはセーフティリード。ゴールドドリームは懸命に追うが、なかなか差が詰まらない。最後はクビ差まで縮まったが、インティがそのまま堂々と先頭でゴールを駆け抜けた。３番手以降は離れてしまい、３着にはユラノトが入った。

ダート界に新ヒーロー誕生

１番人気に応えてインティが勝利。レース前はテンションが高かったが、ゲートを出てからは落ち着いた走り。サンライズソアとサクセスエナジーがすぐに控えたため、比較的楽に主導権を握ることができたもの幸運だった。中盤で息がしっかりと入り、後半の伸び脚につなげた。７連勝でのＧ１制覇は快挙。ダート界に新ヒーローが誕生したと言っていいだろう。

【第36回フェブラリーステークス　成績表】

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着順	枠番	馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	タイム	着差
1	4	6	インティ	牡5	57	武豊	1.35.6
2	3	3	ゴールドドリーム	牡6	57	ルメール	1.35.6	クビ
3	2	2	ユラノト	牡5	57	福永祐一	1.36.3	4
4	5	8	モーニン	牡7	57	和田竜二	1.36.5	1 1/4
5	7	11	コパノキッキング	セ4	57	藤田菜七子	1.36.6	1/2
6	6	10	サンライズソア	牡5	57	田辺裕信	1.36.7	クビ
7	5	7	サンライズノヴァ	牡5	57	戸崎圭太	1.36.9	1 1/4
8	4	5	サクセスエナジー	牡5	57	松山弘平	1.37.1	1
9	6	9	ワンダーリーデル	牡6	57	柴田大知	1.37.2	1/2
10	8	14	オメガパフューム	牡4	57	Ｍ．デムーロ	1.37.3	3/4
11	1	1	クインズサターン	牡6	57	四位洋文	1.37.4	3/4
12	7	12	ノボバカラ	牡7	57	ミナリク	1.37.8	2
13	8	13	ノンコノユメ	セ7	57	内田博幸	1.37.9	1/2
14	3	4	メイショウウタゲ	牡8	57	北村宏司	1.37.9	クビ

【第36回フェブラリーステークス　払戻金】